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弱者男性文学としてのテラフォーマーズ|rei
火星を温める為に苔とゴキブリを送ったら、目論見通り火星温暖化には成功したもののゴキブリは進化して... 火星を温める為に苔とゴキブリを送ったら、目論見通り火星温暖化には成功したもののゴキブリは進化して人間大の2足歩行生物になっていた。そのゴキブリは人間がゴキブリに向けるような敵意と害意を持っており、火星に調査に来た人間達を虫を叩き潰すように機械的に殺していく。この設定と描写のインパクトがテラフォーマーズの面白さの根幹である事は疑いようがないが、それだけならこの漫画は単なる1発芸のネタ漫画で終わっていただろう。 本作の魅力は、そういった設定と描写に負けないだけの骨太の人間ドラマがあることだ。そのテーマこそ「弱者男性」であることを1部を中心に説明したい。というより、そもそも論として本作は明確に ゴキブリ同士の戦いである事が強調されているからだ。勿論主人公達は生物学的な意味では人間であり、決してゴキブリなどではないが、彼等は社会から「ゴキブリ同然の存在」と見倣されている。 まず第1部の主人公である