Chapter.2 喪女が恋人を釣り上げる方法（5048字）｜宗岡未樹

前回書いた通り、私が初めての恋人をつくったのは28歳の時だった。それを話すと、20〜25歳くらいの若き喪女からこんな質問をされることがある。 「小池さん、私も恋人いない歴イコール年齢なんです！ どうしたらできますか!? 小池さんはどうやったんですか!?」 ちなみに喪女というのは、２ちゃんねるから生まれたネットスラングで、ざっくり言えば「男性経験を持たない女性」のこと。「もてない女」の変形略語である。たとえ交際経験がなくても告白されたことがあれば喪女ではないとか、処女でなくてもメンタルが喪女なら喪女だとか、その定義に際しては過酷な宗教論争が避けられないため、ここでは深掘りしない。 さて、「どうやったら恋人ができるか」である。一回恋人ができたくらいでそんなものを語るのも恐縮であるが、過去世で500回くらい高齢喪女を脱したことがある、という設定にして話を進めていこう。現在進行形の喪女諸氏に少しで

[arguediscuss]

釣り上げるというより、適切な竿に適切な糸と針と餌をつけて水面に垂らすまでの話。

[uporeke]

女性に限った話ではないですよね。自分ができることできないことやりたいことやりたくないことを把握するのは大事

[yuhka-uno]

"多くの場合、「恋愛でない何か」にエネルギーを割いている。""もっともっと精神的で抽象的なレベルで、あなたはおそらく「何かに向けてリキんでいる」状態なのである。" これ、恋愛以外にも色々言える。

[catryoshka]

"今この瞬間両手でにぎりしめているものがあるのに、口先だけで「米をもらえないと死ぬ」などと言っているから、出された白米を受け取れずに飢える"

[k7ms]

恋愛関係なくやりたいけど、就活の時の自己分析の二の舞になりそうだなあ

[yutoma233]

目玉に丸太…！大学ノート、恋愛に関わらず誰もが一度やらなくちゃいけないことなのかも。ブログでもそれが出来ると思うけどかなり億劫…でもその億劫の理由を知らなきゃ、という事なんでしょうね。

[ofen]

内観は良いことだとおもうけど、恋人を「釣り上げた」だなんて…恋人のことを愛してるのかな？幸せなのかな？筆者が好きなのは自分自身って感じ。

[tomoya_edw]

釣り上げるとかいう下品さが何もかも遠ざけているのだと思うよ。そんな下品な女でも当然だが縁はある。ただそれだけなのだが。

[bloominfeeling]

"自己卑下が激しい人間ほどプライドが高い。"/喪女ではないものの突き刺さる部分が多々あった。ノートに自分のこと書き綴るのはきついだろうな……

[mcgomez]

"恋愛していない自分を「何もしていない状態である」と思いがち""「自分何やってんだろ、何したいんだろ」的疲弊が、人間を恋愛的事象から遠ざける""結局、自分をご機嫌にすることが一番の自分磨きと恋活になる"

[ayakohiroe]

共感した。山谷をうろうろしていた頃、内観してようやっと落ち着いた現在。

[in17minut]

喪女の治し方→徹底した内観≒自己観察で自分がリキんでいる箇所を探し改善する ｢自己卑下が激しい人間ほどプライドが高い｣めっちゃわかる どうしたものかね [恋愛]

[Louis]

これ、逆を返せば「喪女」に恋したときの苦悩、でもある。

[fumikef]

面白い！文章も最高。ただ、内観に手書きは御免こうむる。なぜなら自分で書いた字でさえ読めない場合があるくらい下手だからだ。

[Ta-nishi]

よい。

[ao8l22]

メチャクチャ名文なので恋愛がうまくないオタク女に読んでほしい