ジェイソン・スタンリー『ファシズムはどこからやってくるか』書評（某紙ボツ原稿）｜外山恒一

【外山恒一の「note」コンテンツ一覧】 某新聞から珍しく書評執筆の依頼があり（書評の依頼自体は珍しくはないが、大手商業紙の書評欄というのはたぶん初めてだ）、頑張って書いたはいいんだが、読むに耐えない愚著だったので、当然ながら全否定の酷評になってしまい、担当者から「どうしたものかと昨日１日考えましたが、書評は読者に読んでもらいたい本を紹介するコーナーですので、やはり評者が全否定する本の書評を載せるわけにはいかないと思います」と連絡があり、要するにボツになった。原稿料は最初の提示どおり払ってくれるというし（さすが大手商業紙！ 太っ腹！）、ボツにした以上は「著作権は外山さんにありますので、別媒体で発表するのも自由です」とのことだったので（いよっ！）、お言葉に甘えて早速公開する。 くだんの愚著はジェイソン・スタンリー著、棚橋志行・訳の『ファシズムはどこからやってくるか』で、青土社から今年２月に刊

[anmin7]

外山恒一ですら巻きとってしまうnote強いなー

[hidex7777]

あーやっぱりそういう本だったか。読まなくてよかった。

[qwerty86]

ANTIFAが最もファシズム的になってしまう問題。しかし、民族の違いに寛容な「より良きファシズム」は可能なのだろうか？

[nagaichi]

この人が「ファシスト」を自称し始めた理由の欠片が分かる？？自己紹介かな。

[myogab]

行政を監督する「政治家A」と恒久的立法を担う「政治家B」とを、異なる手法で選別・選出することが一つの手法かな。ファシズムの種を有する反ファシズムの公平追求は立法に帰結させていれば、実権握った転倒は防げる

[MCBYND]

ハリウッド映画とか、これに近いものを感じる。ファシズムが悪いことは分かってるが、一番怖いことは、そのファシズムに対抗する者こそがファシズム的になる、ということである、という自覚は必要。

[osaan]

またどっかで聞いたファシズム論　　https://osaan.hatenadiary.jp/entry/2015/01/08/172514

[quabbin]

冒頭、発注した担当氏の柔軟性たるや。