なろうについてのラフスケッチ2｜白江幸司

なろう作品の大半は、「経済開発初期の夢に没入したい、その段階に参加したい」が露骨なので、現在各所で活発な19世紀の回帰の現れとして考えている — 白江幸司 (@ttt_cellule) May 31, 2020 資源の有限性や環境負荷をめぐる不安を打ち消したり、ゲーム的な簡略性・手頃さを付与するために導入されるのが、ダンジョン設定であり、たいていの無茶はダンジョンの特性が可能にしてくれる。ただし、『異世界のんびり農家』はそれまでのダンジョンものから農地運用にシフトし、区切りとなった。 — 白江幸司 (@ttt_cellule) May 31, 2020 大半の作品には、経済開発の初期の夢への憧れやその参加の渇望があると言ったわけだが、これは大別して、貴族などの統治者か、冒険者か、商人かに分かれる。貴族などは内政や開発しやすく、実行し税収や承認を得ることで別の話にもつながっていく（王との謁見

[sangping]

これだけの作品を把握するだけでも凄い。

[himakao]

よく読んでる。ここに挙げられてる作品は人気作・面白い作品ばかりだ

[IkaMaru]

『パワポケ』シリーズなどは本家『パワプロ』の育成モードを下敷きにしながら物語性に軸足を置いて「野球をしない野球ゲーム」などと呼ばれたが、なろう小説は小説でありながら物語を脱し育成モードに近づいてるのか

[Jyrki]

フ女子生活にまで言及されててのけぞった（商業化されてるが挙がった中でも屈指の淡々とした地味作品）。異世界のんびり農家を内政・経営ものの文脈でなくダンジョンものの転換と見るのは珍しい？（時系列未確認）

[mashori]

“ほとんど虚無であるような希薄さがある。だからこそハマる人はハマる”これを突き詰めたら「サモナーさんが行く」になるのでは

[custardtarte]

あからさまな植民地主義とか旧弊なジェンダー観とか、そういうものもくっついてくるのよね

[REV]

「『異世界のんびり農家』はそれまでのダンジョンものから農地運用にシフト」そりゃあ、街尾 火楽さんが農地じゃなくてダンジョンを開発し侵入する冒険者を返り討ちにし竜族のお嫁さん捕まえたら、どっかのゲームに

[fukken]

ゲーム化って話だと、ゲームでは能力を便宜上数値化したものだったはずの「スキル」が（剣術ができる人を剣術スキルがあると表現する）、逆転して「スキルを得るとできる事が増える」になってるのが面白いよね

[atsushifx]

なろう系は、小説というよりゲーム実況のほうが近いと言うことか

[Lhankor_Mhy]

なかなか面白い。戦国転生ものには有名史実武将を延々と青田買いする作品が結構多いのだけど、よく考えると水滸伝の前半もそんな感じよね。

[ishijimaeiwa]

話は難しくてよく分からなかったけど、サムネがよい。

[Ez-style]

『異世界のんびり農家』の農業要素は最初期の一瞬だけで、それ以降は普通の主人公最強モノでは（実際にはペット(?)の狼と蜘蛛が強い）。絶対に失敗しないから無限に食料を保管しているインベントリとほぼ同じ要素。

[izmii]

面白い分析

[Kukri]

よく読んでるなあ。でも19世紀の云々は深読みしすぎかな。そんなこと考えずに、都合のいい設定があったから使ってるだけでしょ

[saiid]

『異世界コンサル』が『本好き』の上位互換ってのはよく分かる

[hisawooo]

一つ一つは高級品でなくても集積することで意味が生まれているかんじがする

[Helfard]

なるほどな－。

[minemuracoffee]

広く深い分析、結論がなんだか見てはいけないものを見た気になる