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3万7000円の傘を買って起きたこと|中村洋太
ぼくがまだサラリーマンだった7年前。梅雨を控えて、3万7000円の傘を買った。手取り20万円くらいの月収... ぼくがまだサラリーマンだった7年前。梅雨を控えて、3万7000円の傘を買った。手取り20万円くらいの月収で働いていたぼくにとって、大きな勇気のいる買い物だった。 きっかけは、その2週間前に、大切にしていた傘を失くしたことだった。家を出るとき、傘立てになかった。どこに置いてきてしまったのか。最後に使ったのがいつだったのかさえ思い出せなかった。 「良い傘は、雨のしたたる音が違う」 社会人になったばかりの頃、何かの本で読んで、デパートに走った。ひと目で気に入った、鮮やかなオレンジ色の傘だった。 (なるほど、確かに雨音が違うかもしれない) 雨の日は気分が沈みがちだけど、この傘の出番だと思えば、前向きに過ごせた。 家に帰って傘立てに置くたび、どこかに置き忘れなくて良かった、と安堵していたのだが、ついにやってしまった。 悲しいことに、モノの価値は、失ったあとに気付くことが多い。このときもそうだった。仕