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闇夜(やみよる)41 - 村上F春樹
破壊は常に創造とともにある。弁証法において、否定が常に綜合と手を結んでいるように。東京を飲みつく... 破壊は常に創造とともにある。弁証法において、否定が常に綜合と手を結んでいるように。東京を飲みつくそうと言う破壊の焔が7日間燃え続ける一方で、北日本の中心である宮城県仙台市では新しい巨大建築物の建造が進められていた。20世紀の後半に北朝鮮で建設が始められつつも諸事情から建設作業が中断し、結局、完成の日の目を見ずに小型核弾頭によってガレキの山と成り果てた柳京ホテルの意匠を引き継いだ、その建築は新国家に相応しいモニュメントとなるはずだった。しかし北日本独立紛争の天王山と呼ばれた火の7日間が終わったこの時点では、その高さ330メートルにもなる超々高層ビルは地下施設を組み入れるための、巨大な縦穴に過ぎない。かつて「東北の歌舞伎町」と呼ばれた仙台市国分町の歓楽街跡地に、その穴は存在していた。 「私はね、『東北の歌舞伎町』という呼び名。これが昔から嫌いでね。どうして歌舞伎町が『関東の国分町』じゃないんだ
2008/12/11 リンク