「雪崩で行方不明の可能性も」冬のアラスカで”遭難”して…ある世界的登山家が「引退」を決断した瞬間（中村計）

史上最年少でデナリ（6190m、米アラスカ州）の冬季単独登頂を果たした世界的な登山家、栗秋正寿（48）が、事実上の「引退」を表明した。九州工業大の山岳部時代の後輩である河原畑健の言葉が忘れられない。「結婚と子どもの誕生は山を辞める二大チャンス。でも栗秋さんは結局、（山へ）行っちゃいましたからね」。一流の登山家たちは命を落としかけても、再び、何事もなかったかのように山へ向かう。彼らが山を辞めるとき――。それは命を落としたときなのではないか。そんな不吉な思いにかられることがある。栗秋も同じだった。しかし、栗秋は無論、まだ生きている。彼はなぜ山を辞める決断をしたのか。きっかけは、2016年の人生初の遭難だった。（全3回／#2、#3へ） 「救助を要請するときは山を辞めるとき」 ――2016年4月、栗秋さんは、アラスカ州のデナリ国立公園にあるハンターという山で遭難し、救助されました。アラスカの山中で

[mazmot]

私もある出来事をきっかけに冬山をやめた。追い返された気がしたんだな。もっともその後も数回は付き合いで登ったが、行くたびに怖くなった。オカルトっぽい話だけど

[hatayasan]

「ここまで生かされたのだから、もう命を削る登山はいいかなと」栗秋正寿氏だけでなく植村直巳、星野道夫、河野兵一といった冒険家も43歳で遭難しているというのは何かの偶然なのだろうか。

[kenjou]

40台に入ると身体能力が衰えるフェーズに入るけど、「まだいける」と思って若い時と同じように行動していると、遭難してしまうのかも。この人は自覚したから生還したのだろうね。

[brusky]

“登山の中で優先すべき事項の順位は「（1）生還」「（2）楽しむ」「（3）運がよければ登頂」”ちょうど昨日アマプラでメルーを見たところだったので…

[tohokuaiki]

いや、もう、なんかすごいな。すごいとしか。語彙力が…

[mohno]

「救助を要請するときは山を辞めるとき」「命を取るか、見栄を取るか、その二者択一」←「冒険とは生きて帰ること」（植村直己）だね。植村氏は亡くなってしまったけど。

[kidego]

どうしても栗城史多の名前を思い出してしまう。／自分は絶対雪山やらないマンなので、遭難や死亡のニュースを見るたびに何でわざわざ危険な事をと、複雑な気持ちになる。

[matorico]

友人が30半ばにして冬登山で落命したときは「なんで冬登山なんか」と思ったし今でも登山にはあまりいい印象がないが、こういうの読むと彼女にも冬登山でしか味わえないものがあったんだろうから、と少しだけ得心する

[keren71]

単独登山に行く理由が全く理解できないほどの過酷さと孤独。でもアラスカの山の写真は美しくて見てみたい好奇心にそそられる。沈黙の中でも睡眠が気になる。星野道夫さんを思い出し悲しくなる。生きていることに感謝

[toubanjanny]

ぶっ飛んだ内容なのに淡々とした語り口との対比が凄くて、一気に読んでしまった。「山から剥がされてしまった」という表現が印象的。冬山の魅力は少しわかる気がする。

[vosne_romanee]

すごくクリアな写真のすぐ隣に死があると思うとなんとも言えない気分になる。登山家の業のようなものを初めて垣間見たのは子供の頃に読んだ村上もとか「岳人列伝」だったか。漫画図書館Zで読めるので興味のある方は

[kazuhooku]

３回連続インタビュー。すごい面白かった

[POPOT]

読ませる。

[mEGGrim]

“遭難を回避するために救助を要請した、というのが正確なところです。雪崩の危険性が高まり、最後は、動かないという決断をしました。なので、ひどい凍傷を負ったり、衰弱していたということはまったくありません”

[gojopost]

“栗秋正寿”

[Ez-style]

デナリって聞いたことないけど、えらい高い山があるんだな、と思ったらマッキンリーか。

[Journey]

『登山の中で優先すべき事項の順位は「（1）生還」「（2）楽しむ」「（3）運がよければ登頂」だと書かれています』

[sisya]

考え続けてきたからこそでる言葉なのだろうなと思う。思慮深いといえばいいのか、これが本来とるべき安全マージンの幅なのだというべきなのか。山は詳しくないが、この思想の差が死にとらわれない分水嶺なのだろう。

[miyatakesan]

極めている人のインタビューは面白い。聞き手も素晴らしい。

[saje]

読んだ。引退出来るものなんだなー。諦めや恐怖とも違うのかな。救助に責任を感じたのかな。

[linus_peanuts]

生きてこそ

[kaitoster]

『あと、信じてもらえないかもしれませんが、あんなに熟睡できる環境は他にないと思いますよ。本当に静かですから。究極の無音の世界です。天気が悪かったら、平気で12時間くらいは眠っています』

[quno]

無理して死んでも捜索はされるんだろうから、救助されたほうが手間が少ないか。

[guldeen]

父は長野北部の大学に居た頃は冬山登山などが趣味の一つだった(今はボケ老人だが)けど、雪が積もらずとも冬季の山が難儀なのは自分は和歌山の林業経験で色々経験したから知ってる(汗)

[hateq567]

進むより、退く事の方が難しい。せっかくここまで来たのだから、ここまで準備したのだからって考えるとなかなか退けないはず。にもかかわらず退く判断を下したのはすごいことだと思う。

[layback]

"フードに縫い付けたオオカミの毛皮が顔面の凍傷を防いでくれる" 気になる

[ShimoritaKazuyo]

登山って己を鍛えれば鍛えるほど、死に近づくんだよ。

[h5dhn9k]

『革命のエチュード』　https://www.youtube.com/watch?v=OsMZWH-9ChM

[whalebone]

沁みる引退エントリ

[hilda_i]

この記事に載ってる写真は昼間のものばかりだけど、冬のデナリは一日のほとんどが夜なんですってね。春になって日が長くなれば今度は雪崩のシーズンとは過酷。

[natu3kan]

命がけだから達成感も一入なんだろうけど、失うものがあったらさすがに保険かけてても厳しいよなあ。気づきにくいけど35歳超えたあたりから、体力も判断力も徐々に衰えてくるからなあ。

[sinamon_neko]

アルパインクライミングとか異常脳汁の人ばっかな感じだけど、それがだんだん正常になって我に返って辞めてくんだろうか

[ounce]

目を輝かせながら旅人の語らいを聞く、ファンタジー作品の少年のような気持ちで読める。本人の真摯な姿勢あってこそ。

[haradesugi]

面白いインタビューだった。

[camellow]

なんかすごい人だな。楽しそう。自分が同じ事をして楽しさを得られるかは別として。

[doksensei]

登山なんて全く興味もないしインドアな俺だが、登山の話ってグイグイ引き込まれるのは不思議だ。行動派の人の究極の娯楽なんだろうなと思う。ひとつのエピソードをめちゃくちゃ掘り下げたくなる

[kcohtn]

良質なインタビュー

[mugimugigohan]

そんな生活をしてて家族関係が良さそうで面白い…