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<strong>冷たいからあげの福音</strong>[第7回] お口に合いませんでした
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<strong>冷たいからあげの福音</strong>[第7回] お口に合いませんでした
ふやけて崩れたハンバーガー、やる気のない食堂の冷たいからあげ、サービスエリアの伸びきったうどん……... ふやけて崩れたハンバーガー、やる気のない食堂の冷たいからあげ、サービスエリアの伸びきったうどん……。おいしくなかった食事ほど、強く記憶に残っていることはありませんか。外食の「おいしい」が当たり前となった今、口に合わなかった食事の記憶から都市生活のままならなさを描く短編小説連載。 「1年で絶対戻れるようにするから本社に行ってくれないか」と人事部長から懇願された時は、正直やった、と思った。つまるところ単身赴任。既婚の女でしかも成人前の子どももいるのに、そんな役割を与えられるじぶんは会社に認められているんだと実感できたのだ。 本社広報室の副室長が急病で長期入院ということで、突如わたしに降ってきたのはその代理というポストだった。期限付きだが、いちおう出世。今勤めている支社でも似たような役割に就いていて、日頃から本社と連携する機会の多かったわたしが最も適任だということだ。家族で暮らす自宅から本社まで