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後藤弘茂のWeekly海外ニュース
米Apple Computer社は、じつは追いつめられていた。 大赤字のどん底から、10月には黒字に復活、新モデル... 米Apple Computer社は、じつは追いつめられていた。 大赤字のどん底から、10月には黒字に復活、新モデルも出して、ここから先はそこそこ順風のようにも見えるのに、なんで? と思うかも知れない。しかし、問題はもっと根本的なところにあったのだ。それは、Macintoshの未来を担う、次期OSの開発でつまづいていたのだ。たとえちょっとばかり黒字になろうとも、新モデルの売れ行きが好調でも、次期OSがこれから先当分出せないことが公式に明らかになれば、Appleはお終いとなる。それは、Macintoshというプラットフォームに未来がないということと同義であり、開発者はそっぽをむき、株価は下落、ユーザー離れが加速されただろう。 実際に、ここに至るまでの間に株価は下がっており、劇的な買収計画発表のあともAppleの株価はほとんど上がらなかった。つまり、今の株価は他のOSカーネルの買収が成功して次期
2020/07/31 リンク