お粗末な作戦で多数の兵士を無駄死にさせているが…プーチン大統領がいまだに暗殺されない本当の理由 監視役を互いに競争させ､台頭を許さない (2ページ目)

お粗末な作戦で多数の兵士を無駄死にさせているが…プーチン大統領がいまだに暗殺されない本当の理由 監視役を互いに競争させ､台頭を許さない このクーデターが成功したのは、フルシチョフらに独ソ戦の英雄でもあるジューコフ将軍など軍の協力があったためとされている。ベリアは内務省のトップだったため、フルシチョフは諜報ちょうほう機関の協力を得にくかったようだ。 その11年後の1964年には、フルシチョフも後任のブレジネフにより失脚させられた。このときは軍と諜報機関であるKGBのトップ、ウラジーミル・セミチャストヌイ議長の協力が大きかったと言われている。フルシチョフはセミチャストヌイをKGB議長に任命した張本人だが、裏切られる格好になったわけだ。 軍内部の監視構造では、現在のプーチン体制はどうか。政権が発足してから20年以上が経過し、政治体制が比較的安定していることを考えると、参考になるのは90年代ロシア

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フルシチョフの置き土産とは？