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なぜ「つばさの党」は逮捕ではなく、警告なのか…「選挙妨害は逮捕しろ」という主張に決定的に欠ける視点 「空気」で言論の自由を縛ることの危うさ
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なぜ「つばさの党」は逮捕ではなく、警告なのか…「選挙妨害は逮捕しろ」という主張に決定的に欠ける視点 「空気」で言論の自由を縛ることの危うさ
東京15区補選をめぐるトラブル 4月28日に投開票された衆議院議員の補欠選挙は、2つの不戦敗を含めて、自... 東京15区補選をめぐるトラブル 4月28日に投開票された衆議院議員の補欠選挙は、2つの不戦敗を含めて、自民党が3戦全敗に終わった。 岸田文雄首相に対する支持率は低水準のままで、衆議院の解散・総選挙に向けた戦略に、さらなる暗雲が立ち込めたとも言われる。同時に、この選挙の東京15区で話題になったのが「選挙妨害」である。 政治団体「つばさの党」の根本良輔氏の選挙運動は、序盤から話題になっていた。根本氏のX(旧Twitter)や、YouTubeにはリアルタイムで、他候補への「質問」や「直撃」の様子がアップされ、賛否が渦巻いたからである。「質問」に答えない候補者に向かっては、罵倒ととらえかねない、大きな声を浴びせた。 投開票が終わるや否や、選挙期間中に用意していたとみられる報道が、テレビ・新聞各社からほぼ一斉に出された。警視庁が、根本氏や、「つばさの党」代表の黒川敦彦氏に「選挙の自由妨害」の疑いで警