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プロアクティブなセキュリティー戦略、8つの特徴(上) - プロアクティブなセキュリティー戦略、8つの特徴:CIO Magazine
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企業のCISO(最高情報セキュリティー責任者)の職務というと、従来は攻撃に対するレスポンスやリカバリ... 企業のCISO(最高情報セキュリティー責任者)の職務というと、従来は攻撃に対するレスポンスやリカバリーの体制作りが中心だった。セキュリティーインシデントにいち早く対応できるチームを構築し、被害を最小限に抑えて業務を復旧できるよう準備を整えておくことを目指してきた。 こうした取り組みはもちろん今後も欠かせない。しかし現在では、もっとプロアクティブ(事前対応的)な策を取り入れて、リアクティブ(事後対応的)な策とのバランスを図る動きも多く見られる。 「プロアクティブな策では、自社の環境で起こりうる攻撃を予測したり、脆弱性をいち早く見つけ出したりして、リスクが現実となる前に抑えることを目指す」。カナダ・シャーブルック大学のサイバーセキュリティーの教授で、米ISACA(情報システムコントロール協会)のEmerging Trends Working GroupのメンバーでもあるPierre-Marti