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鈴木涼美×島田雅彦×宮台真司『ギフテッド』鼎談【前篇】「娘を使って自己実現を図ろうとする行為は毒親的でありつつ私小説的」
第167回芥川賞候補になった鈴木涼美の初中編小説『ギフテッド』(文藝春秋)の刊行を記念して、本人、社... 第167回芥川賞候補になった鈴木涼美の初中編小説『ギフテッド』(文藝春秋)の刊行を記念して、本人、社会学者・宮台真司、さらに芥川賞選考委員でもある作家・島田雅彦を招いたトークイベント「100分de『ギフテッド』」が、8月20日にLOFT9 Shibuyaにて開催された。『ギフテッド』は、歓楽街の片隅のビルに暮らすホステスの「私」が、重い病に侵された母を引き取り看病し始める物語で、『「AV女優」の社会学』(青土社)や『身体を売ったらサヨウナラ』(幻冬社)などの著作で知られる鈴木涼美ならではのリアルな描写と、端正な語り口が印象的な小説だ。かねてより鈴木涼美と縁のある島田雅彦と宮台真司は、本作をどのように読んだのか。リアルサウンド ブックでは、本イベントのレポートを前後篇でお届けする。司会はジョー横溝。(編集部) 出来損ないは愛おしい 鈴木涼美『ギフテッド』(文藝春秋) ーー鈴木涼美さんの初中編
2022/10/04 リンク