ライトノベルの「勇者」に変化？ 『誰が勇者を殺したか』『葬送のフリーレン』が示す新たな勇者像

ファンタジーの世界にあって、強さの象徴ともいえる存在が勇者だ。行く手を阻むモンスターどもをなぎ倒し、世界を脅かす魔王やドラゴンから人々を開放する英雄。そんな風に捉えられているが、最近はありがちな勇者像を広げたり、覆したりするような物語がいくつも現れ評判となっている。どのような勇者なのか。人気の理由はどこにあるのか。 『転生したらスライムだった件』のような人気シリーズの新刊や、『薬屋のひとりごと』をはじめとしたTVアニメ化作品が上位に並ぶことが多い楽天ブックスのライトノベル週間ランキングに、2週間連続でベスト10以内に入ったライトノベルが、9月29日発売の駄犬『誰が勇者を殺したか』（スニーカー文庫）だ。 元は小説投稿サイト「小説家になろう」に連載された作品で、同じようなネット発の異世界ファンタジーや、流行のラブコメ作品が並ぶラインアップの1冊として発売された。そのまま押し寄せる新刊の波に流さ

[kei_mi]

『誰が勇者を殺したか』はほんといい話。　角川が出したのさすが。

[hanaharu_maru]

勇者が「選ばれし者」から、「生き方、生き様」に変化していったのは昨今の話ではないが、血統や天賦の才、神々から得た力を振るうだけの者に反する流れが来ているのではないだろうか？

[dazz_2001]

『誰が勇者を殺したか』は、悪くはないけど、なんか色々と物足りない感じがした。それぞれの人物の描写が少な過ぎて、あっさりし過ぎていた印象だったなぁ。短いから受けた面があるので単純に増やせば良い訳でもない

[bml]

キャラが多くなるのがデフォになると主人公はなるべく何もしないほうが便利だからな。

[straychef]

ゲームのプレイヤーが操作した主人公(勇者)が投影されたものという作りになってる　ダンジョンを隅々まで探索することを楽しむのはゲームを遊んでるプレイヤーがすることであって従来世界の勇者の行動ではないからね

[timetrain]

確かにこの二作品の勇者は、適当なクラス称号とかスキル名としての勇者が山ほど出てきたのと比較すると、なおさら染み入るものがあるな

[gokichan]

フリーレンを読んで感銘受けて何か語りたくなったけどうまく言葉にできない自分としては、こういう文かける人はすごいなと思う。誰が勇者を殺したかも読んでみたくなった。

[Galaxy42]

「王侯将相寧んぞ種あらんや」

[hrmk4]

六花の勇者も世界に選ばれた6人の勇者の7人目、だから勇者パーティーの裏切り者で飛び抜けた勇者様じゃない