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宮野裕『「ロシア」は、いかにして生まれたか タタールのくびき』(NHK出版、2023年)読後感
久しぶりに日本人が書いたロシア史の本で面白いものを読んだ。宮野裕『「ロシア」は、いかにして生まれ... 久しぶりに日本人が書いたロシア史の本で面白いものを読んだ。宮野裕『「ロシア」は、いかにして生まれたか タタールのくびき』(NHK出版、2023年)。「世界史のリテラシー」という新シリーズで、一般向けにですます調で平易に書かれており、頁数も157頁と手を出しやすい。ぶ厚い本ではないが、内容は大変に豊かである。13世紀半ばから15世紀半ばまで、ロシアがモンゴルの支配下に置かれたことは知られているが、それはロシアにとってつまるところどういう意味をもったのか?が解き明かされている。通俗的には、モンゴル支配の過酷さがロシア権力の過酷さを生んだ、といった見方があるわけだが、これはモンゴルとロシア双方に対する偏見であろう。宮野が強調するのは、モンゴル支配はモスクワ大公国の台頭を生んだ点において、大きな意味をもったということである。自分は最近The Cambridge History of Russiaの
2023/06/13 リンク