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【ご報告】私事ながら、運命の鍋にとうとう出会うことができました - Sweet+++ tea time
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【ご報告】私事ながら、運命の鍋にとうとう出会うことができました - Sweet+++ tea time
7月25日を「鍋記念日」と定めたい。 この日、私はとうとう運命の鍋に出会い、無事に購入までこぎつけた... 7月25日を「鍋記念日」と定めたい。 この日、私はとうとう運命の鍋に出会い、無事に購入までこぎつけた。長い長い、それこそ何年にも及ぶ鍋探しの旅が幕を閉じたのだ。 正直に言って、これは結婚の報告などよりはるかに貴重で衝撃でめでたいことである。 「いい人」と違って「いい鍋」というのはめったにない。それでいて私の一日のご機嫌を確実に決定付けてくる重要かつ必須のアイテムなのだから。 リビングのソファーでお腹を出して昼寝する男性がどんな風貌でももはや構わないが、キッチンに並ぶ鍋はとびきり愛着のわくチャーミングなものでなくてはならない。 そう、唯一無二の心躍る鍋で、私は嬉々としてボルシチを作りペリメにを茹で、夏のラタトゥイユを仕込み冬のポトフを煮込み、毎日のお味噌汁を用意するのだ… *・*・* 人は運命の相手に出会ったとき、過去の失恋にすら感謝するだろう。 「あのとき私を振ってくれてありがとう」 *・