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円安とは
sweeteatime.hatenablog.com
春の始まり、約3年ぶりの引越しをした。 爽やかに書いているが、子ども二人との引越しの難易度たるや……直前になって風邪をひいたときの絶望感、寝不足に次ぐ寝不足で亡霊のようになりつつ高速で片付けた恐怖の日々。 日常が戻ってきて、喜びしかない! さよなら大好きな家 妊娠中と出産、怒涛の二人育児な日々を過ごした部屋に別れを告げる。とってもとってもお世話になりました。 きちんとリノベーションされた部屋だったのに、3年で壁もボロボロに… 疲れすぎて絶体絶命な日々をいつも明るく照らしてくれた、陽当たり抜群で居心地の良いリビングだった。 ちなみに引っ越しはおまかせパックを使い、リビングとキッチンは前日に全てパッキングしてもらった。これが本当に助かりすぎて感激だったので全力でおすすめする。 こんにちは新しい家 はじめましてのようで、はじめまして感は薄い、ほぼ同じ面積にほぼ同じ間取りのマンション住まい。 そし
世の中にはいろんな種類の奇跡がある。 自分がちょうど食べたいものを、食べたいタイミングで、作る。しかも冷蔵庫にだいたい食材が揃っていて、時間もあって、作る気持ちの余裕もある。 これが奇跡でなくて何であろう? 毎日自由で思う通りに過ごせたら、味わえない喜びかもしれない。 人生はプラスでもマイナスでも計れない、万華鏡のようなもの。一つ楽しみを失えば、また新しい楽しみに出会える。一つできないことが増えたら、また別の喜びや奇跡があらわれる。 さて、端的に言おう。 長男の幼稚園時間に、次男がめったにない昼寝に入り、しかも私はお腹が空いていて、ツナのトマトクリームパスタを作る材料が揃っていた。 奇跡に次ぐ奇跡、なんかもう奇跡の3乗であった。 ツナとオリーブのトマトクリームパスタを作った なんでもないことのようで、これまた2024年のやりたいことリスト100のうちの1つが突如として達成された輝かしい瞬間
バレンタインデー、皆さんいかがでしたでしょう? 2024年は、夫と出会って11回目のバレンタインデー。 ちなみに完全に忘れていた。 いや、これが全く不思議なことで、近づいていることは全然ちゃんとわかっていたのだ。 ショッピングモールのチョコ売り場を通っては「あ、もうそんな季節だね〜かわいい缶のやつ買わなきゃ」と毎回興奮していたし、SNSで流れてくるバレンタインにまつわる投稿も、うんうんと微笑ましく眺めていた。 なんなら手帳のやりたいことリスト100に「バレンタインにチョコレートケーキを作る」を挙げていたし、レシピも決まっていたくらい。 しかし「そんな季節ではあるがまだまだ先の話」という認識である。おりしも子ども達が風邪で幼稚園も連日休み、例外なく私にもうつり、三人ボ〜っと家で過ごしていた。 「ママ、今日何日?」 カレンダー好きの長男は毎日尋ねてくる。 「14日だよ」 言ってみておや、と思っ
月曜日の朝食はサンドイッチにした。 さりげなく書いているがこれは、2024年のやりたいことリスト100のうち1つが達成された記念すべき瞬間であった。 きゅうりとの関係を改めたい 人と人がそうであるように、人と野菜の間にも相性がある。皆さん、きゅうりとうまく付き合えているだろうか。 私は否である。 なんかよくわからない。美味しい食べ方がわからない。生で食べられるわけであるが、逆にそれがネックとも言える。ルッコラとかベビーリーフのような苦味があるわけでもなく、サラダ界において正直「いてもいいけどいなくてもいい」メンバー。どちらかというと味がぼやける気がして苦手である(ごめんきゅうり) ズッキーニのようにオーブンで焼くとかキャベツのようにポトフやグラタンにして〜といった、生でも食べれるけど加熱系も得意といった調理方法の幅もない気がする(ごめんきゅうり) ガパオライスやタイカレーは、飾り切りしたき
物事を続けるコツ、それは「あえてショボい回を作ること」である。 料理でもスポーツでも手芸でも、なんあれ続けていると少しずつ上手くなる。慣れてスピードや効率が上がったり、レパートリーが増えたり、見栄えがよくなったり、何らかの自分的上達がある。 それ自体は良いことのようであるが、上手くなっていくと心理的ハードルも勝手に上がっていく。次はもっといい感じになりたい。高みを目指したくなる。欲が出るのだ。それが励みになっているうちは良いが、気づけばだんだんと次が億劫になり、腰が重くなる。苦しいことは続かない。そして挫折。 何かを淡々と続けていくコツはだから、たまに意図的にでもハードルを下げてみることである。あえてショボい回を作るのだ。 *・*・* 話は突然変わるようであるが、先日、我が誕生日を迎えた。 「3と6の数字のロウソクを買いに行こうね。ママは36歳になるから、3と6のロウソクを買おうね。36歳
去年読んで心に残っている本を10冊ほど紹介してみたい。 2022年は大量に読んで(1ヶ月に20冊以上とか)、瞬く間に忘れていった。2023年は特に後半から、ゆっくりじっくり味わって読む方向に。気に入った本は何度も読み返した。 漫画や料理本も入りつつの、まったり10冊を選びました。読書の楽しみをお裾分けできたら嬉しい! 『今日のおやつは何にしよう』 『ハラヘリ読書』 『貧乏サヴァラン』 『ことばの食卓』 『週末が待ち遠しくなるとっておきのお菓子』 『安西水丸 東京ハイキング』 『愛のエネルギー家事 すてきメモ303選』 『10品を繰り返し作りましょう』 『私の部屋のポプリ』 『エッセイストのように生きる』 『今日のおやつは何にしよう』 益田ミリさんのエッセイはたくさん読んだことがあるけれど、特にこの本はとっても気に入ってしまい、3回くらい読んだ。 短い日常エッセイの中に、クスッと笑える部分や
秋冬のEAST TOKYOお散歩日記を書いてみたい。 門前仲町、東陽町マルシェ、猿江公園に浜町公園。お馴染みのエリアで楽しく過ごした日々の記録です。 秋の門前仲町へ。みらいのテーブル門前仲町と深川不動堂 10月、門前仲町のベーカリーカフェ「みらいのテーブル門前仲町」で友達親子とランチをした。 深川不動堂の参道沿い、MONZ CAFEのお隣にある、めちゃくちゃ可愛いお店です。 kosodate-pochette.com 保育園「さくらさくみらい」と、ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」がコラボした子育て支援カフェ。 テラス席は深川公園に面していて居心地が最高だし、パンがめちゃくちゃ美味しい!不動堂でお参りもし、楽しい一日だった…… そう、この頃の次男はまだイヤイヤ期が到来していなかったのだ。 東陽町マルシェでクラフトビール飲み比べ、可愛い絵本と出会う 2023年10月にできた「Toyoc
簡単だな、と思うお菓子レシピはいろいろあるけど、本当に本気でめちゃくちゃ簡単手軽か、三歳〇歳との生活でサクッと作れるかと言われれば、だいたいNOとなる。 ・バターを常温に戻さなきゃいけない ・生クリームとか日持ちしない材料がいる ・冷蔵庫で一時間以上寝かせる工程がある ・途中で休まず一気に仕上げる必要がある ・洗い物が多く出る どれも些細で大したことはないけれど、お菓子作りのやる気と瞬発力を奪うには十分すぎる。 だがキッチンには黒いバナナがあり、 私はバナナケーキを作りたかった。 探しに探し、とうとう見つけてしまったのだ。 本当に本気でめちゃくちゃ簡単手軽な、三歳〇歳との生活でサクッと作れる奇跡的で運命的なケーキレシピを!(もちろんとびきり美味しい!) ボウルと泡立て器だけで超絶手軽に作れるバナナケーキ ▽素晴らしいレシピはこちら▽ oceans-nadia.com レシピ冒頭のこの言葉で
いくつかお気に入りの料理本があるけれど、中でも去年出会ったウー・ウェンさんの一冊は革命的だった……! 10品を繰り返し作りましょう~わたしの大事な料理の話 作者:ウー・ウェン大和書房Amazon いちばん大事なのは、無理をせずに、「作り続けられる」ことです。だから家庭料理は難しく考えずに、ご飯、肉と野菜炒めのような簡単なおかず1品、おいしいスープ。こうした3品程度の献立で十分じゃない? というのが私の考えです。 これならできそう。 産後から一年半ほど宅食サービス(週3食分)を利用していた私は、完全自炊に戻すタイミングに悩んでいた。 宅食の作り置きおかずも悪くはないのだけど、やっぱり簡単シンプルでいいから出来立てのごはんが食べたい…!あとやっぱり自分の料理が好きすぎる…! とはいえ平日夕方に何品も作れるかなぁ…と悩んでいたところ、去年の春、この本に出会ったのです。 家庭料理は素朴だからこそお
夏に夢みたいな巨大プリンを焼いた。 もう時が経ちすぎたからいいかと思っていたけど、やっぱりこの話を書かないことには2024年に突入できない!それくらい楽しかったお菓子作り記録! ふくどめりほさんの『週末が待ち遠しくなるとっておきのお菓子』 めちゃくちゃ心躍るお菓子作りの本に出会いまして。 Xでいつも素敵だなと思っていたふくどめりほさんの、初めての著書だそう。 表紙がもう可愛すぎて120点満点なのに開くとさらに可愛すぎるというか私の好みど真ん中の世界観で、眼福でしかない。 レシピが最高なのは言うまでもないが、ルームシェア生活の日々のこと(キッチンがはちゃめちゃにキュート)、お菓子作りにまつわるコラム、ふくどめさんの撮る写真(大好き)も充実していて、たまらない一冊となっている。 週末が待ち遠しくなる とっておきのお菓子 作者:ふくどめ りほKADOKAWAAmazon 「No.1 大きいプリン
5歳長男が嬉々として尋ねてきた。 「ママは大人になったら何の運転手になりたい?」 ツッコミどころが多すぎる。私はもうだいぶ大人で何の運転手にもならないことだけは明白であるが、「将来の夢」ならぬ「人生の目標」はひっそりと掲げている。 人生の目標=どんな人間でありたいか。この問いに対してふと思いついた言葉が手帳に書いてある。 「愛にあふれ、ユーモアを忘れない人」 人生の目標が決まれば、日々の細かな行動の指針も容易に決まる。一体何の話をしているのかと思われるだろうが、端的に書くとこうである。 ひき肉を解凍したが全くハンバーグを作りたい気分ではないときの解決方法について語りたい。 *・*・* 私は料理がわりと好きで、夕食作りが一日の癒しの時間となっている。 しかし、子どもたちも喜んで私の手料理を食べ、健康かつ理想の食卓を囲んでいるかといえば、全くの否である。長男も次男も偏食やら食べムラが色々あり、
夏が、とうとう終わった。 今思えば「すべては暑さのせい」と日々の怠惰と無力の全責任を押し付けようとも黙って受け止めてくれた忍耐強い季節、夏よ。 秋、私は衝撃を受けている。こんなにも涼しくて空気がカラッとしてて空は高いのに、正真正銘一年で最も過ごしやすい稀有な季節に違いないのに、別に全然めちゃくちゃ余裕で疲れている。 冷凍食品を詰め込むだけの弁当作り、せいぜい徒歩10分の送り迎え、遊んでるのを見守ってるだけの園庭開放もしくは公園。何が私のエネルギーを吸い取っているのか。寝落ちもしくは虚無により、ブログを書く気力なく10月も終わろうとしている。 だが、私は作っている。むしろ作ってしか、いない。 りんごのヨーグルトケーキと紅茶のパウンドケーキで朝食にした日。ああ貴族。それもこれも、私専属の優秀なコック(私)のおかげである。 *・*・* 谷川俊太郎さんの『ひとり暮らし』というエッセイ集の中に、とて
めちゃくちゃ素敵なお出かけスポットを、新たに見つけてしまった! 足立区生物園。東武線の竹ノ塚駅から歩いて20分、元渕江公園というきれいな公園の中にあって初めて歩く街にも心躍った。 写真いっぱいで訪問記を綴ってみたい。 初めて訪れる、足立区生物園 向日葵のきれいに咲く元渕江公園。この中に足立区生物園がある。美しく知的で、瀟洒なコンクリートの建物がとても好きだった。 区の施設で入場料はたったの300円(未就学児は無料)。信じられない。 中に入ると、頭上に綺麗な蝶々のステンドグラスが。すてき。 蝶々の飛び交う二階建ての大温室が夢みたいに綺麗だった なんと言っても感激したのがこの大温室。 ブーゲンビリアが咲き乱れ、まるで南国に訪れたかのような緑の世界が二階建てで広がる。 それより何より…… そこらじゅう飛び交う無数の蝶々! これはもう、本物のパラダイスでは…? 蜜が入っているお皿なのかな、蝶々が集
憧れのあらかわ遊園。 荒川区立のレトロ可愛い遊園地&動物園で、子どもが産まれたらぜひ一緒に行ってみたい!と思っていたら、2018年末から3年以上の閉園…… 2022年、とうとうリニューアルオープンしたあらかわ遊園に、4歳と0歳を連れて行ってきた! そう、2022年10月の話である。この頃はまだコロナで予約制だったのですが、今はふつうに遊びに行けるみたい。 写真いっぱいで楽しかった遊園地日記を書いてみたい〜! レトロ可愛い入口!荒川遊園通りの公園だけでも楽しすぎる 都電の荒川遊園地前駅で降りると、観覧車のかわいいゲート。 この「荒川遊園通り」という遊歩道を通って遊園地の入口へと向かう。 道沿いにも遊具がたくさん並び、すでに十分楽しい。磁石のように吸い寄せられ遊び始める4歳を、説得しつつ進む。 細々とした住宅街の中から、大きくてカラフルな観覧車が見えてきて、わぁ〜!っとなる。 カメラを持ってき
夫の誕生日をお祝いした。 36歳、一緒に祝う11回目の誕生日。 お洒落なレストランで外食とか豪華な手料理でもてなすとかとにかく今は夢のまた夢だけど…… 簡単パーティーメニューで楽しいひとときを過ごせた!(よく見ると生活感凄い) 平日だったので、1歳5歳をお風呂に入れた後、夕方の動画タイムで作れる簡単なもの。せっかくなので紹介してみたい! 時間がなくても作れる平日お祝いメニュー 1. タンドリーチキン 夫の大好物であり、下味さえつけておけばオーブンで25分焼くだけ。10分くらいつけるだけでもOKらしいのですが、私は午前中の時間ありそうなときに用意して夕方は焼くだけにする。 ちなみに少なく見えるが鶏もも肉650gをつかっている。夫:私=9:1くらいの割合で一瞬で消えた。 タンドリーチキン | 検見崎聡美さんのレシピ【オレンジページnet】プロに教わる簡単おいしい献立レシピ 2. マッケンチーズ
愛する台湾の大同電鍋。 このかわいい黄色の電鍋で、毎朝ゆで卵を作り、パンをトーストし、昼はご飯を炊いている。 (電鍋が便利すぎて、我が家にはトースターも炊飯器もなくなった!) それだけでも十分大活躍だけど、毎晩のご飯作りにも奮闘してくれている。平日ごはんは基本電鍋頼みである。 先月(いやもう先々月か)、電鍋で作ったおうちごはんを紹介してみたい! ポッサム(蒸しサムギョプサル)で韓国ごはん 塩胡椒しておいた豚バラブロックに生姜を乗せて入れるだけ! 本当に簡単でめちゃくちゃ美味しいし夫が歓喜する。茹で豚のように鍋でもできるけど、大量の水を使わなくていいのが電鍋の強み。エコだしラク! 柔らかくて美味です。 ▽神のレシピブックより▽ ぜーんぶ電鍋! 作者:山田 英季主婦の友社Amazon 付け合わせにチヂミデビュー チヂミというのは、韓国料理店でしか食べられないものというイメージだった。 実はめち
茶色い料理ばかりしてるやつが何を言うか。 という感じのタイトルなんですが、野菜の色、スープの色、お皿や調理器具(鍋とか鍋とか鍋とか)のカラフルな模様や色彩に、毎日心癒されている……! 5月に作って美味しかったものを書いてみたい。参考にしたレシピも貼っておくので晩ごはん候補にぜひ!(電鍋料理はまた別にまとめる予定) キムチとじゃがいものグラタン、鶏の照り照り煮 蒸した薄切りじゃがいもと炒めた玉ねぎに、塩胡椒して生クリーム(or牛乳とバター)を注ぐ。あとはキムチを乗せてオーブンに入れるだけ!この日は豆乳で作ってチーズも少し乗せた。 キムチを使った料理が好き! 鶏の照り照り煮 両端に見える鶏肉料理は夫の大好物で、電子レンジに入れるだけである。もう何年も我が家の定番料理。 レンジで簡単作り置きレシピ。タレが絶品。鶏の照り照り煮 | つくりおき食堂 アスパラはオーブンでグリルか春巻きで食べる スーパ
隣の芝生はなんだかんだ青く、ないものはねだりたい。それが人間というものである。 「早く幼稚園始まれッ!」と念じていたのに、いざ通い始めると「早く夏休み来いッ!」と休みを切望している私である。送り迎え is 大変。自由 is 最高。全ては失ってから気づくのだ。 さて、そんなこんなで4月半ばから長男の幼稚園生活が始まったが、だからといってブログやSNSが頻繁に更新されることもなければ、アクセサリーショップ再開の兆しもない。1歳次男がいるので当然ではあるが、昨夏あんなに没頭していた読書もさっぱりだ。私は何をしているか? 基本風邪をひいている。そして茶色い料理を作っている。 長男とうつし合いながらのエンドレス風邪ループ。ちょっと治ってきたかも…? 私もしかして元気…?と勘違いして活動量を上げるとすぐに発熱で振り出しに戻る。二歩進んで五歩下がる。サイコロに細工がなされているとしか思えない、全く前に進
一年以上ぶりに、お花を飾った。 週末、妹の結婚式があり、テーブルのお花を持ち帰り用にもらったのだ。 この一角だけを見せられた読者の皆さんは、なんて素敵なんだろうayakoさんの暮らしは…と思うかもしれない(ぜひ思ってほしい) しかしご存じのとおりそれは現代におけるSNSマジックであり、素晴らしき誤解である。 現実は、こう。 散らか…ではなくワンダーランドと呼びたい。 風邪と結膜炎のエンドレスループで過ぎ去ろうとする5月、鯉のぼりのモビールはこどもの日を過ぎても余裕で泳ぎ続けている。当然である。 花を持ち帰るのも飾るのも、正直荷が重い限界状況な日々。枯らすわけにはいかないので一年以上ぶりにガラスの花瓶を出してきた! 壁に囲まれたダイニングテーブルのこの一角は、一歳次男に触られない貴重かつ稀少なゴールデンゾーンであり、ティッシュやら書類やらを常設する重要スポットなのだ…… 「何も物を置かないテ
雨の日曜日、唯一の外出は近所の公園でのダンゴムシ探しであった。 究極の地味。 しかし、朝昼晩とおいしいものを作って食べて大満足。胃袋が満たされれば心も満たされる! 20代の頃はもっと悩みもあった気がするが、もはや「胃袋=心」という単純構造でできている35歳の私である。 日曜日の作って食べたもの日記を書いてみたい。 休日の朝食に楽しみを。苺のブッラータチーズのせ 去年は桃やシャインマスカットと合わせて楽しんだブッラータチーズ、苺の季節も満喫しなくては! ということで、まいばすけっとで買った苺と。まいばすけっとは野菜が萎れて残念な日と新鮮な食材であふれている当たりの日があり、毎回くじ引き感がある小さなスーパー。 この苺は当たりの日に出会った子! ひとつまみの塩、黒胡椒とオリーブオイルをかけて。美味しくないわけがない! 最後の一口は思い切り甘くしてみたくなり蜂蜜をかけた。すると次男が絵本を持って
慣れない幼稚園生活が始まり、産後以来の疲れでブログどころではなく4月後半が過ぎてしまった。 送り迎えしてるだけなのにヘトヘトの日々で、高熱を出した軟弱な私である。部屋はハリケーンが通過したかのごとく荒れているが、毎日の料理だけは心を込めて楽しんだ。 春の近況ごはん日記を書いてみたい! ふつうのおうちごはんの記録です では豪華なものを作っているのかと言えばそんなはずはなく、夕方のテレビタイムに高速で仕上げられるもの(主に茶色!)である。 鶏肉の唐揚げ オーブンでしか作ったことがなかった唐揚げ、油で揚げてみた。 野菜のおかずはキャベツのピクルスとネギの卵焼きです。 最近揚げ物にハマっている! 唐揚げレシピはウー・ウェンさんのこの本から。めちゃくちゃ美味しくて夫が歓喜した。 ▽もう10回は読んだと思う▽ 10品を繰り返し作りましょう~わたしの大事な料理の話 作者:ウー・ウェン大和書房Amazon
久々に新しい調理器具を買った。 なぜなら春だからである。 春、それは新生活の始まり。4歳(もうすぐ5歳)長男もようやく幼稚園に通い始め、産後一年ちょっとお世話になった宅食サービスも終わりにした。 これからは毎日(なんとか)料理できそう…!? 少なくとも次男のイヤイヤ期到来までは安泰だ…… 新しいメンバーを我がキッチンに迎えるに相応しい季節がやってきたのである。 かの有名なティファールのフライパンをお迎えしました めちゃくちゃ心躍る! hokuohkurashi.com タサン志麻さんが愛用していると知ってから、ず〜っと気になっていた憧れのフライパン。 今使っているフライパンが焦げ付くようになってきた&4人分の煮込みハンバーグを作るのに足りないということで、満を持して購入へ。 【オンライン限定】 ティファール 取っ手のとれる 鍋 フライパンセット 9点セット ガス火対応 「インジニオ・ネオ
2023年3月、私の好みど真ん中、めちゃくちゃお洒落なホテルに泊まってしまった。 子連れでWBC観戦するため、東京ドームからほど近いトグルホテル水道橋に一泊したのです(今年の大イベント!) ビジネスホテルでもなければ巨大老舗ホテルでもない、モダンでお洒落な空間。可愛すぎるカフェと電車が見えるお部屋にテラス席。 www.togglehotel.com 近場で旅行気分を満喫できた、1歳4歳とのホテルステイ日記を書いてみたい! toggle hotel(トグルホテル)は水道橋駅の線路沿いに立つモダンな建物 toggle hotel(トグルホテル)は水道橋駅から徒歩すぐ、中央線の線路沿いに立つ細長い不思議な形のモダンなビル。 おしゃれと無縁の夫が野球観戦のために予約したホテルで、平日ということもあり宿泊代も破格だったので、正直まったく期待していなかった(ごめん夫) それが、裏切られたのである。最高
週末、友達とお茶をした。 サラッと書いたがお互い育児中のためこれは奇跡に近いイベントで、めちゃくちゃめちゃくちゃ楽しみにしていたのだが、その場所が未知だった。 新木場である。 新木場って? 「倉庫と物流センターしかない乗り換え駅」というイメージだった、新木場 基本、こんな感じである。 江東区ではあるが、縁遠い。その地名のとおり、木場が埋め立てられた後に造られた貯木場なので「新」木場。木材加工の工場や会社が多く、あとはひたすら倉庫ビル物流センター。 有楽町線、りんかい線、京葉線と三つの路線が交わっているのに強烈に地味(失礼) 昔は有名なライブハウスがあって来たことがあるがそれも移転した。駅前のロータリーは実は桜がきれい。終わり! そんな新木場にとびきりお洒落なカフェと雑貨店が存在していた…… 私は常々Googleマップのいろんな街で「カフェ」とか「喫茶店」などと検索しては妄想街歩きをしている
炊き込みご飯というのは、神のメニューである。 お茶碗によそったご飯を食べるだけで、野菜もお肉も摂取できる。おかずいらず、何よりめちゃくちゃ美味しい。 お味噌汁と炊き込みご飯。 夫が子供の頃、祖母が毎回作ってくれた忘れられないメニューらしい。実際、これ以上に手軽かつ幸福なおうち昼ごはんがあるだろうか? なんか味が薄い…どうも物足りない…長いこと迷走中だった我が家の炊き込みご飯であるが、最近これはちょうどよく美味しい!という配合に辿り着いた。 繰り返し作っているお料理日記を書いてみたい! 台湾の大同電鍋で作る私的理想の炊き込みご飯 01。無洗米3合、水も3合分入れる 私はいつも台湾の大同電鍋でご飯を炊いているので電鍋で作ってるけど、炊飯器でも基本同じと思う。 内鍋に無洗米3合を入れて、水も3のメモリまで。 02。野菜と油揚げを入れる にんにく(1かけ分スライス)、にんじん(1/2本)、しめじ(
約一年ぶりにお菓子作りをした。 さらりと書いたが、気持ちとしては一億年ぶりの大イベントである。 次男がネンネの赤ちゃん期まではいろいろ作れたけど、動き出した〇歳と四歳との日々は想像以上に怒涛でそれどころではない…… しかし私は限界に達していた。 手作りのクッキーが食べたい。 ミルクティーをこよなく愛する私は当然クッキーを常備したい。市販のクッキーやビスケット類、いろいろ試したけどやっぱり正直どれも残念でしかない…… クッキーについては、手作りが断然おいしい。そう、3年前私は「家でクッキーを焼きたい」という思いだけでオーブンを買ったのだ。 四歳一歳を眺めつつ簡単に作れるラムレーズンクッキー 求めているのはベストな解ではなく、ベターな解。理想の一日ではなく、より良い一日。 今の私にとっての最高レシピ(覚えやすくて準備が簡単、夕方の動画タイムに高速で作れる)を忘れないように書いておきたい! 材料
めちゃくちゃ美味しいものができた。 魔法の鍋、ストウブで作る名もなき煮込み料理。 「これなんでもっと大量に作らなかったの!?」 夫婦で奪い合って食べる夕食。大食いの夫は悔しさでギリギリしていた。 しかし彼は正しい。あまりにも美味しすぎた。本当になんでもっと大量に作らなかったんだろうと後悔しかないけど(秒で完食した)、冷蔵庫の残り物を適当に放り込んだ結果だから仕方ない。 だが私はチャンスを逃さない女である。万一とんでもなく美味しいものが出来上がる可能性に備え、(散らかったキッチンの)写真を撮っておいたし(雑な)メモも取ってある。 名もなきごちそう料理日記を書いてみたい! 残り野菜と鶏肉だけ!ストウブで作る名もなき煮込み料理 今回の残り野菜はこれ。玉ねぎ1個、じゃがいも1個、キャベツ1/4個。 あと写真にないけどニンニクが重要。 01。中火で鶏肉を焼く 一口大に切ってある鶏肉(適量)を鍋に入れ
生活への愛、それは今という時間への研ぎ澄まされた集中力に他ならないのだ。 *・*・* いつもと違う児童館に行く。 片道30分を歩くその道が最高の緑道で、木漏れ日は美しい秋の一日を祝福するように降り注ぎ、花は咲き乱れて蝶を集めている。 帰りにスターバックスコーヒーでコーヒーを買った。 スタバは素晴らしいコーヒー屋さんだと思うけど、その最大にしてほとんど唯一の弱点は、さりげなく頼んだ飲み物がド甘い事件が度々発生することである。「甘くないコーヒー」とか「甘くない紅茶」を探すのに異常に苦労している。 「こちらはオーツミルクも豆乳も調整されたものを使っているのでその甘味があって、ほんのり甘いという程度ではあるんですがウンタラカンタラ…ちなみにこちらはどれも激甘です」 かなり正直に語ってくれる店員のお姉さんが魅力的すぎる。 しかし甘くないかつストレートでもないコーヒーが分からなかったので、諦める私。
破滅的においしいコーヒーを飲んでしまった。 正直、今までで一番だった。 などと聞けば「どこで幾らでどんなコーヒーを?」とすぐさま正解が知りたくなるSNS時代であるが、私は破滅的な美味しさとともにとある人生哲学の真実に行き着いてしまった。 答えだけを丸写ししても、次回のテストの点数はおんなじだ。ここは皆さんに応用可能な公式そのものを伝授したい。 *・*・* 買い物は面白い。 なぜならそれは、モノと自分を掛け合わせて価値を生み出す行為だからである。 モノの価値とは何であろう。基本的に課金する額を上げれば、多かれ少なかれ良いものを手にすることができる。 例えばランチ。1,000円より3,000円、3,000円より5,000円の方が豪華と予想される。鰻重の松竹梅なら量が多くなる。 バッグなら5千円より2万円、2万円より10万円の方が長く使える高級なものというイメージだ。 だが忘れてはいけないのが、
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