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日本のエネルギー政策にフェアネス精神はあるか?/安田陽 - SYNODOS
原子力発電の廃炉費用の問題が世間を賑わせています。この廃炉費用が託送料金に上乗せされ、新電力(正... 原子力発電の廃炉費用の問題が世間を賑わせています。この廃炉費用が託送料金に上乗せされ、新電力(正確には新電力と契約している電力消費者)にもその料金が課せられるという議論が進行中です。この議論に対して、すでにさまざまな立場からさまざまなコメントや批判が出回っていますが、ここでは市場の「公平性(フェアネス)」の観点から、何が本質的な問題なのかを分析したいと思います(注1)。 (注1)本稿は、「環境ビジネスオンライン」2016年11月14日号に掲載されたコラム『日本のエネルギー政策にフェアネス精神はあるか?』を加筆修正の上転載したものです。原稿転載をご快諾頂いた環境ビジネスオンライン編集部に篤く御礼申し上げます。 まず、少し肩の力を抜くために、この問題を野球やサッカーのようなスポーツ観戦に例えてみます。一国の将来を左右するエネルギー問題をスポーツ観戦に例えるのは「如何なものか」というご意見も頂き
2017/01/16 リンク