ペパボ トラブルシュート伝 - node プロセスの general protection fault を追う - abort(3) の意外な実装 - Pepabo Tech Portal

セキュリティ対策室の伊藤洋也 @hiboma です。 業務中に、Haconiwa コンテナ で動くとある node プロセスが general protection fault ( 一般保護違反! ) を起こしてdmesg にログを残す現象を調べ、問題解決にあたっていました。その際の痕跡をまとめなおして記したエントリになります。 エントリの概要 本エントリでは、以下のような内容を扱います。 Haconiwa コンテナの node プロセスが general protection fault を起こしている ライブラリ関数 abort(3) の概要 abort(3) がプロセスを停止する方法の検証 node プロセスが abort(3) を呼び出すケース glibc x86系の abort(3) 実装が HLT 命令を呼び出し、general protection fault を起こすこと

[inokara]

ここまで掘り下げて調査出来るというのがスゴイし, とても素晴らしいと思いました.

[defiant]

すごいとしかいいようがない

[matsumoto_r]

ペパボ時代、僕がこの手の調査と整理において最も信頼、というか、尊敬していたヒボマさんの解説エントリ。これはもう必読過ぎておすすめレベルを超えています。

[knok]

今のdebianでは-dbgsymパッケージを入れることで基本的なライブラリのシンボル含めて追えるようになってるので活用してほしい https://wiki.debian.org/HowToGetABacktrace

[ryu39]

すごい。低レイヤーに詳しくないので、自分なら絶対途中で諦めてしまうと思う。諦めずに一歩ずつ確実に問題解明していく姿勢は素晴らしいの一言。

[k1LoW]

“停止できないプロセスに対して CPU の例外機構を持ちいて強制停止を試みるのは、ブレーキやエンジンの制御が壊れた車を壁にぶつけるなり海に飛び込むなりして無理やり停止を試みるアクション映画のよう”

[yosuke_furukawa]

こういう探求していく姿勢すばらしい。

[udzura]

general protection faultでコンテナ（非OCI）が止まる話です。

[antipop]

楽しみな連載が始まった！ここまでちゃんと追って問題解決するの素晴らし。