『全裸監督』によせて とっくに汚れている自分の手をじっと見ること【後編】

Netflixオリジナル作品『全裸監督』は公開直後から、そのセンセーショナルなストーリーと圧倒的スケール感のある映像、豪華キャストで多くの話題を呼びました。しかし、一方では肖像権の問題やジェンダー的な視点から疑問を呈する声もあり、物議を醸しています。問題の核心は何なのか。ライターのヒラギノ游ゴさんが読み解きます。 前編はこちら ■「海外」と「日本」のVOD（ビデオ・オン・デマンド）の土壌の違い 続いて、海外と日本におけるVODの土壌の違いだ。まずは海外VOD作品をいくつか挙げる。 例えば『セックス・エデュケーション』という作品は、高校生の主人公を通してティーンエイジャーが直面する性にまつわる悩みの数々が描かれる、文字通りの性教育ドラマだ。 単純な学園ドラマではなく、性教育という堅苦しさや気まずさを想起させるテーマを扱いながら、1本の学園ドラマとして確固たる評価を得ており、次シーズンの発表が

[mobileprince]

元の自伝では、営業マン時代に培った相手にノーと言わせない「応酬話法」、火サスの撮影と嘘をついて女の子を呼び出し、当日AV出演の説得をする「現場処理」などの恐ろしい言葉が連発。担いでいい神輿ではないと思う

[rohiki1]

全裸監督の感想については、みんな表面的なトコしか喋らない。もうちょっと別に表に出す必要のないプライベートな感想については「面白い」って言葉で代用してる気はする。本当の感想は隠れてる説をとるよ。

[sanam]

先日のグラドル女性の記事へのブコメでも彼女の権利はどうでもいいのかって主張してる人がいたけど、もし彼女が性被害について語ったら彼らはどういう反応を示すだろうなと思いながら読んだ。

[ao8l22]

いい記事でした

[natukusa]

男性でも同じような感想もつ人は一定数いるようなので、このへんに応えないなら、たぶんすぐサムくなりそうなんだよな。企画の立て方もウケ方も、人気あったころのフジテレビみてる感じ。

[bronson69]

"いい奴とミソジニストは両立する"し、同様に「面白さ」と「倫理的に悪であること」も両立する。我々は、一社会人としても、一視聴者としても、そういうものに対する態度を明確にすべきなのだと思う。

[misaquo]

“まずはとっくに汚れている自分の手をじっと見ることからだ。”

[tekitou-manga]

それなりに相手との信頼関係がなきゃ、あぁ面白かったよ程度の表層的感想になりがちだとは思う。本名で語られるうちの一人に明確な同意が無さそうなのは腑に落ちないが、明確な異議も無いのがどうとらえるべきなのか

[kou-qana]

"被害者の方に感情移入しがちだ。ただ一度振り返って、加害者だったかもしれない可能性に目を向けてみる。 大丈夫だ、誰も大丈夫じゃないから。人間誰しも叩けば埃が出る"

[ericca_u]

さすがヒラギノ游ゴさん。

[mEGGrim]

“件の一般女性は引退後、幾度となく訴訟を起こして「自分の過去を掘り返してほしくない」と"自己主張"しているわけで、それを無視した制作背景でできた作品の訴える「女性の自己主張」になんの正当性があるのか”