『十二国記』シリーズ、どこから読むべき？丸善ジュンク堂書店と三省堂の書店員さんが語るガチ座談会【前編】

X（Twitter）で2024年1月、『十二国記』がトレンドワードになりました。 『十二国記』といえば、小野不由美さんが1992年に『月の影 影の海』（当時は講談社から刊行。現在は新潮社）を発表して以来、30年以上にわたり続いているファンタジー小説。現実世界と異世界を舞台に繰り広げられる壮大なストーリーで、累計発行部数1280万部（2019年9月時点）を突破している人気シリーズです。 『十二国記』作品紹介 十二国図（公式ホームページより引用） 我々が住む世界と、地球上には存在しない異世界とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジー。二つの世界は、虚海という広大な海に隔てられ、「蝕」と呼ばれる現象によってのみ繋がっている。異世界では、神々が棲む五山を戴く黄海を、慶、奏、範、柳、雁、恭、才、巧、戴、舜、芳、漣の十二の国々が、幾何学模様のような形で取り囲んでいる。それぞれの国では、天意を受けた霊

[c_lindenbaum]

トゥギャッター、こういう使い方もあるのか／やっぱりオーソドックスに1から読んで、陽子と一緒に見たこともない異世界で戸惑うところから始めてほしい派です

[todomadrid]

時系列的に「東の海神 西の滄海」からはじめるのもありなのでは。読みやすいし。

[tgoriginals]

『十二国記』に魅了された人たちで座談会すると、話が止まらなくなることがわかりました

[yarumato]

“これまで10作15巻を発表している『十二国記』シリーズ、読む順番に正解はない（即答）一番の問題はエピソード0をいつ読むか。社内だとエピソード1から読み始めるほうがいいという意見が大多数”

[pecorietta]

恥ずかしながら読んだことなくて、どの順番なのか見に来たけど挫折しそうで怖

[kerokimu]

いまだに白銀の墟をうまく飲み込めてない。まだ2回しか読んでない。

[nicoyou]

“私が店頭に『丕緒の鳥』を山積みにして嬉しさのあまり「十二国記12年ぶりの新刊でーす！」って声を出してアピールしていたら、お向かいのおにぎり屋さんが「やっと新刊出たのね！」とやってきて”わかるー！いい話

[about42]

識者からは後ろの番号順に読めと言われたけど、結構諸説あるんだな…

[NSTanechan]

“恥ずかしながら「『十二国記』は全人類が読んでいるはずなんだから、特別なことをする必要なんてない」と思っていたんです。ですから上司に「新刊が出るのに何もやらないのはダメでしょ」って言われ”

[localnavi]

私自身は90年代半ばにホワイトハートで出てた「図南の翼」まで一気読みしてから「魔性の子」を読んだな／お初の方に勧めるなら、1冊完結であまり読むのがしんどくない「図南の翼」もありか？　さすが書店員だ

[sugimo2]

“読む順番に正解がないのが『十二国記』の素敵なところだと思います” ハマればどうせ繰り返し読むようになるからどこから読んでもいいw

[tacticsogresuki]

好きそうな主人公が出る作品から読めば良い。ただ短編集は補完的要素もあるので後回しに。魔性の子は趣きが違う作品で他の作品とは独立したものだが、一番好きな作品でもある。

[hazardprofile]

話題になるたびに新刊？ってドキッとする　//魔性はちょっと違うからむずいけど基本的に出版順でいいと思うんだよね

[honeybe]

私は新潮社のフェアで全然知らずに魔性の子を購入→大変面白かった→十二国記というシリーズなのか→え、シリーズの他のは講談社から！？となった。幸い新潮社版刊行直前だったので刊行順で読んだが。