機動戦士ガンダム 水星の魔女 感想 祝福が人を苦しめ、呪いが人を苦しめる、祝福が人を救い、呪いが人を救う

毎週、楽しませてもらった！ ガンダムブランドの土台にシェイクスピアの翻案を換装し、他者の認識と自我の確立・親離れ（親殺し）という普遍的な主題、さらにジェンダー・家・民族の不和などの今日的な課題が語られていく。舞台はトレンドのもので、設定はところどころミステリアスでホラブル、全２４話にイベントが詰め込まれていて怒涛の展開と強烈な引きが続き、ＳＮＳ意識のバズりネタまで取り入れていて非常にエネルギッシュだ。魅力的で議論のしがいがある話題作だった。 一方で「は？」と声に出してしまった、強引すぎてキャラの人格を無視したような展開、話の繋ぎが不自然な箇所、トーンの不統一でテンションが迷子になったことには文句を言いたい。 初めて見たガンダム、令和のガンダム ▲ 私はこの『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を観るまでガンダム・フランチャイズに縁がなく、放映中に慌てて初代の『機動戦士ガンダム』の映画を観たくらい

[top-poi]

セルクマ。ガンダムが断絶の通過儀礼や自我と他者のプロットをやるとは予想しておらずびっくりした。/できれば本編でやってほしかったですね…>デリングとプロスペラ、ミオリネ

[c_shiika]

終盤のラウダグエル戦はグエルの父殺しの罪の審判と精算のために必要だったのだろう。グエルへの赦しは物語の全体構造の中では必要なパーツで、しかしストーリー上はうまくはまる場所がなかったのだろうなとも思う。

[aukusoe]

“ミオリネは彼女に「家族になるんだから」と豪語した手前、その場をセッティングする責任があるだろう。ＯＶＡでも劇場版でもいいので、どうにか入れてほしい。” めっちゃ欲しい。

[tigercaffe]

ニカとベルメリアが鏡の裏表の関係か、これ読んで気づかされた。地球寮の面々と会わない、覚悟を決めないニカ＝ベルメリアか。

[babamin]

ラウダはなぁ。最終回で「僕も置いていかれた側の人間だから気持ちは解る。家族と悔いなく話してこい」くらい言って、スレッタの背中を押してやれば、兄離れからの他者への共感と、人間的な成長が見えたかなぁ

[pptppc2]

やっぱ水星の魔女に関しては既存ガンダムファンでない人の感想の方が個人的にはストンと落ちることが多いな。俺もそこまで熱心なガノタじゃないからだと思うが…。百合に直接描写求める人はマジ詫び錆び知らんよなぁ

[DG-Law]

美点も欠点もおっしゃる通りで，美点が多いからこそ２期のペトラやラウダの動かし方の強引さはやっぱり気になったわね。尺の問題ではあり，３期あれば解決しただろう（日常回が増えて水増し感は出たかもしれんが）。

[rag_en]

なんだろうな、これ。なんか気持ち悪さを感じる文章。はっきりとはしないが、どうも外在批評(規範批評)臭が薄っすら漏れ出てる感じがする。

[hasiduki]

がんだーむ！！！！！！

[technocutzero]

つまりエルデンの「糞喰い」ってこと　祝福とは選別である

[hiro_curry]

ガンダムにありがちな「見せ場のエピソードで華々しく散る」をやめて、現代のキャラクタービジネスに適合したシナリオが見事だった。4号は同じ顔のキャラが出てくるという代替案(これも「お約束」ではあるけど)。

[kazu_y]

”私は、ごくごく個人的な感情でいたずらに戦線ならびにストーリーラインを混乱させる展開が大嫌いで、『うしおととら』で秋葉流と対立するところもすっ飛ばして読むタイプの人間”