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MITで失った自信、得た自信
新世代リーダーは、政治経済の分野だけに求められているわけではない。科学技術の分野にも、フロンティ... 新世代リーダーは、政治経済の分野だけに求められているわけではない。科学技術の分野にも、フロンティアを切り開く人材が必要とされている。当連載では、 航空宇宙工学という切り口から、新時代のリーダー像を探っていく。MITで航空宇宙工学の博士号を取り、NASAジェット推進研究所(JPL)への転職を決めた筆者が、MITでの日々を振り返る。 迷いと決断 僕は東大の大学4年生だった頃に、宇宙工学への情熱に駆られ、勢いに任せてマサチューセッツ工科大学(MIT)の大学院へ願書を出し、幸運にも合格通知をもらった。しかしそれは、もろ手を挙げては喜べない、中途半端な合格だった。 前回の記事で説明したように、アメリカの理系大学院生の多くはRA(research assistantship)という仕組みによって学費を免除され、月に20万円程度の給料も支給される。しかしそのためには、先生に自分の能力を認めさせ、RAとし
2014/10/11 リンク