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置き去り防止に一役「バス降車ボタン」意外な進化
岐阜県本巣市に本社を置くレシップは、一般的な知名度はともかくバス業界ではおなじみの会社だ。路線バ... 岐阜県本巣市に本社を置くレシップは、一般的な知名度はともかくバス業界ではおなじみの会社だ。路線バスに乗ったことがある人なら、次のバス停や運賃を表示する前方のモニターの片隅にある「LECIP」という青色のロゴを無意識のうちに目にしているはずだ。 主力はバス用機器・システム。同社によると、運賃箱のシェアは6割強で国内トップという。バス前面の行き先表示や車内の案内表示、整理券発行器、ICカード対応機器といった製品群を幅広くそろえる。最近は、クレジットカードのタッチ決済などに対応したキャッシュレス運賃収受器や、スマホ乗車券アプリ、運行支援システムなどの導入拡大を狙う。 鉄道や自動車向けも得意分野で、ローカル線で見かける鉄道用運賃箱はシェア9割以上。車内照明用の灯具は、各地の新幹線をはじめとする国内の鉄道だけでなく、ニューヨークの地下鉄車両にも用いられている。 路線バスの降車ボタン バスのいたるとこ
2023/06/12 リンク