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元「日比谷線車両」上毛電鉄でデビュー、なぜ実現?
上毛電気鉄道は、群馬県桐生市の西桐生駅から群馬県前橋市の中央前橋駅を結ぶ全長25.4kmの地方鉄道線で... 上毛電気鉄道は、群馬県桐生市の西桐生駅から群馬県前橋市の中央前橋駅を結ぶ全長25.4kmの地方鉄道線である。 沿線は学校が多く、朝夕の通学時間帯はたくさんの学生が利用することから、時間帯によって、サイクルトレイン(自転車を車内に持ち込める列車)も運行されており、地域密着形のサービスを提供している。 主力は井の頭線で活躍した700形 鉄道施設には、登録有形文化財として歴史的にも貴重なものが多い。中でも西桐生駅は、1928年の開業に伴い建てられた駅舎で、昭和初期のモダンな洋風建築は深い歴史を感じる造りが印象的な建物である。 車両の主力は700形で、元京王電鉄・井の頭線で活躍していた3000系がワンマン化改造され、先頭車のみの2両編成として運行されている。そのほか、イベントや貸し切り運行が主ではあるが、1928年製の半鋼製車体の電車デハ100形が1両在籍している。 主力である700形も老朽化して