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アメリカ長期金利上昇でも金に投資していいのか
金(ゴールド)市場は今後も高値を更新し続けるのだろうか。 国際指標であるニューヨーク先物市場の価格... 金(ゴールド)市場は今後も高値を更新し続けるのだろうか。 国際指標であるニューヨーク先物市場の価格(中心限月である6月限)は、3月後半には1トロイオンス(約31.1グラム)=2200ドルの節目を意識、モミ合い状態が続いていた。だが4月に入ると買いが加速。一気に史上最高値を更新し、12日には初めて2400ドル台まで値を切り上げる展開となった。 国内の小売価格(地金商最大手の田中貴金属工業)も、円安が進んだこともあり、22日に1グラム=1万3105円と過去最高を更新している。 今回の上昇局面で特筆すべきなのは、本来は金にとっての逆風、つまりアメリカの長期金利が再上昇し、ドル高が続く中で、金価格上昇の勢いが収まらない点だろう。 足元で金市場を動かしている真の要因はいったい何か。こうした流れはいつまで続くのか、逆に一転して大きく値を崩すリスクはないのか。金ETF(上場投資信託)などでの投資ニーズも