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誰もが幻聴を聞くことについて - やすだ 😺びょうたろうのブログ(仮)
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誰もが幻聴を聞くことについて - やすだ 😺びょうたろうのブログ(仮)
統合失調症、といえば妄想や幻覚を主な症状とする精神疾患である。長年にわたって日本を代表する精神病... 統合失調症、といえば妄想や幻覚を主な症状とする精神疾患である。長年にわたって日本を代表する精神病理学者であった中井久夫は、この統合失調症の回復期にある患者が週に一、二回、数十分から二、三時間ほど妄想や幻覚を"軽度再燃"してしまうのを何度も診てきたという。 しかしどういう状況で"軽度再燃"が起こりやすいのかについては、一見どうしてそれが、と思えるケースもある。中井がある時期に関心を抱いたのは、当時研究仲間であった安永浩の論文「分裂病症状機構に関する一仮説――ファントム論について」による、自転車で人ごみのなかを突っ走ると"軽度再燃"が起こりやすいという報告についてであった(「分裂病」はいうまでもなく、統合失調症の旧称)。 中井の解説よれば、自転車で人ごみのなかを突っ走れば、追い抜く人々の会話が断片的に聞こえてくる。 この切れ切れに耳に入ってきた人のことばは、それ自体はほとんどなにも意味しないの