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『天気の子』新海誠監督単独インタビュー 「僕たちの心は空につながっている」
大ヒットを記録した『君の名は。』から3年。新海誠監督待望の最新作『天気の子』は、時代の波に翻弄され... 大ヒットを記録した『君の名は。』から3年。新海誠監督待望の最新作『天気の子』は、時代の波に翻弄された少年・帆高(ほだか)と少女・陽菜(ひな)が自らの進む道を選択していく物語。 作品作りの原動力には、近年の極端化する気象現象があったという新海誠監督に作品の見どころと核心を語ってもらいました。 気象と人はつながっている 天気は、地球のどこにも存在していて、誰もが自分のこととして共感できるテーマです。多くの人が1日に一度は天気のことを考えるだろうし、天気のことを口にするはず。 気象は、はるか遠い空の上で起きている、人間の手が届かないほど大きな地球規模の循環現象であるにもかかわらず、その日の自分の気分を左右させる個人的な出来事でもあると思うんです。コントロールできないほど大きな存在なのに、個人の気持ちの奥でつながっているというか。 だからこそ、単なる自然現象という意味だけでなく、主人公の帆高と陽菜
2019/07/29 リンク