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いま、フランス国立図書館がおもしろい!|「アクチュアリテ アート&スペクタクル」岡田Victoria朋子
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いま、フランス国立図書館がおもしろい!|「アクチュアリテ アート&スペクタクル」岡田Victoria朋子
いくつもの丸天井が重なり合う国立図書館ラブルース閲覧室は、国立美術史研究所の資料館となった ©︎ Vict... いくつもの丸天井が重なり合う国立図書館ラブルース閲覧室は、国立美術史研究所の資料館となった ©︎ Victoria Okada 蔵書数・内容とも世界有数の陣容を誇るフランス国立図書館。BnFの略称で親しまれている。14世紀半ばに設置された王室図書室を起源とし、現在はフランソワ・ミッテラン館(通称トルビアック)とリシュリュー館を中心にパリに4箇所の閲覧施設を擁するほか、パリ郊外に保存施設、アヴィニョンにジャン=ヴィラール館がある。そのうち、リシュリュー館が、12年間の改修改装工事を経て、9月17、18日の「文化遺産の日」より一般公開されている。両日夜には演出つきの読書会なども開催。特筆すべきは、これまで研究者だけに公開されていた卵型の閲覧室「サル・オヴァル」が誰でも無料で自由に利用できるようになったことだ。約6000冊の美術関係書と約9000冊のBD・漫画が閲覧できる。同じ建物内のギャラリー