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やむを得ず安楽死も…森林火災で野生動物10億匹以上が犠牲に 豪
森林火災から救出され、豪シドニー郊外にある野生動物保護団体ワイヤーズの施設に保護されているカンガ... 森林火災から救出され、豪シドニー郊外にある野生動物保護団体ワイヤーズの施設に保護されているカンガルー(2020年1月9日撮影)。(c)SAEED KHAN / AFP 【1月18日 AFP】オーストラリアの野生動物保護団体「ワイヤーズ(WIRES)」のサラ・プライス(Sarah Price)さんは、焼け落ちた木々の間に横たわる瀕死(ひんし)のカンガルーのおなかの中から、奇跡的に生きているおびえた赤ちゃんを助け出した――赤ちゃんは「チャンス」と名付けられた。 チャンス親子は、オーストラリア南東部で猛威を振るう森林火災を生き延びた。だが、母親は極度のストレスにより臓器が破壊され、死んでしまった。これまでに火災による影響で、10億匹を超える動物が死んだと推測されている。 チャンスは普段は暗い部屋に置かれた袋に隠れており、食べ物や水が与えられ徐々に回復している。 毛が焦げたコアラや手足にやけどを負
2020/01/20 リンク