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自閉スペクトラム症には脳内のドーパミンD2/3受容体の減少が関連し、社会的コミュニケ―ションの困難さや脳部位間の機能的な結びつきに関与していることが明らかに | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
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自閉スペクトラム症には脳内のドーパミンD2/3受容体の減少が関連し、社会的コミュニケ―ションの困難さや脳部位間の機能的な結びつきに関与していることが明らかに | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
自閉スペクトラム症(Autism spectrum disorder:ASD)と診断される方の多くに、脳内でドーパミンD2/3受... 自閉スペクトラム症(Autism spectrum disorder:ASD)と診断される方の多くに、脳内でドーパミンD2/3受容体の減少を認めました。 この減少は、ASDの中核症状である社会的コミュニケーションの困難さや、ASDに特徴的とされる脳部位間の機能的な結びつきに関与することを見出しました。 脳内ドーパミンD2/3受容体の減少は、ASDの「社会的動機付け仮説」を裏付けるものであり、さらに新たな治療薬開発の標的となりうることを支持する研究成果です。 浜松医科大学精神医学講座の村山千尋医師と山末英典教授らは、同子どものこころの発達研究センターの岩渕俊樹特任助教や同光尖端医学教育研究センター生体機能イメージング研究室の尾内康臣教授らと共同し、浜松PET診断センター設置の浜松ホトニクス社製頭部用陽電子放射断層撮影(Positron Emission Tomography、以下PET)装置