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プレスリリース 心血管病のバイオマーカーと血漿アルブミンが究極の長寿と関連―スーパーセンチナリアンの生物学的特徴の一端を解明― 慶應義塾大学医学部百寿総合研究センター(センター長:岡野栄之)の新井康通専任講師、平田匠特任助教(研究当時。現北海道大学大学院医学研究院社会医学分野公衆衛生学教室准教授)、広瀬信義特別招聘教授(研究当時)および、熊本大学大学院生命科学研究部分子遺伝学講座尾池雄一教授、岐阜薬科大学臨床薬剤学研究室足立哲夫教授らの研究グループは、36名のスーパーセンチナリアン(110歳以上)を含む1,427名の多年代高齢者コホート研究を実施し、心血管病に関連する血液バイオマーカーと生命予後の関連を検証しました。その結果、心不全のバイオマーカーであるNT-proBNP(注1)が古典的な心血管病の危険因子と独立して長寿者の生命予後と関連することを明らかにしました。NT-proBNPは、特
日米医学協力計画は、1965年の佐藤栄作総理大臣とリンドン・ジョンソン大統領との会談に基づき、アジア地域にまん延している疾病に関する研究を日米両国で共有して行うことを目的としています。2016年1月には日米医学協力計画50周年を迎え、記念式典においてAMEDと米国National Institute of Health(NIH)との協力に関する覚書(MOC)が署名されました。 専門部会/部門による研究 日米医学協力計画に基づき、アジア地域にまん延している疾病に関して、コレラ・細菌性腸管感染症、ウイルス性疾患、抗酸菌疾患、寄生虫疾患、エイズ、肝炎、急性呼吸器感染症、がん、栄養・代謝、免疫分野の専門部会/部門がそれぞれの分野において研究を行っています。 汎太平洋新興再興感染症国際会議(EID会議) 1996年からほぼ毎年、日米医学協力計画の枠組みの中で「汎太平洋新興再興感染症国際会議」(Int
ゲノム・データ基盤事業部 データ利活用推進課 住所: 東京都千代田区大手町1-7-1 読売新聞ビル22F E-mail: platform"AT"amed.go.jp("AT"の部分を@に変えてください。) 「健康・医療研究開発データ統合利活用プラットフォーム事業」は、AMEDが支援した研究開発から生み出されたデータの利活用を促進するものです。AMEDは、政府の健康・医療戦略に基づき、AMEDが支援した研究から生み出されたデータを、研究や疾病予防、医薬品・医療機器等の開発等の目的において第三者に提供することで、これらデータが幅広く利活用されるようAMEDデータ利活用プラットフォーム(呼称「CANNDs」)を構築し、利用者目線に立って、わかりやすく使いやすい手続きやインターフェースを整備し、ワンストップサービスを提供します。 健康・医療研究開発データ統合利活用プラットフォーム事業パンフレット
公募情報 データの第三者提供と利活用を円滑・適正に進めるための文書 日本医療研究開発機構(AMED)が支援する研究開発で得られた個人情報を含むデータが、研究や疾病予防、医薬品・医療機器等の開発等の目的において適正に幅広く活用されるよう、以下の文書を整備しました。「AMED説明文書用モデル文案」及び「AMED説明文書用モデル文案ユーザーズガイド」は、AMEDが支援する研究現場で使用していただくものです。「健康・医療研究開発データ統合利活用プラットフォームにおけるデータ利用審査の基本的考え方」はAMEDデータ利活用プラットフォームを介して利用申請が行われたデータ利用計画を審査するAMEDデータ利用審査会が使用するものです。 なお、AMED説明文書用モデル文案は、AMEDが支援する研究開発課題のうち、新規に人の検体やデータを取得する場合に説明文書に盛り込む事項として、令和5年度より一部事業、令和
トピックス AMEDデータ利活用プラットフォーム(呼称「CANNDs」)の受付を開始しました AMEDは、政府の健康・医療戦略に基づき、AMEDが支援した研究から生み出されたデータを、研究や疾病予防、医薬品・医療機器等の開発等の目的において第三者に提供することで、これらデータが幅広く利活用されるようAMEDデータ利活用プラットフォーム(呼称「CANNDs」)を構築し、利用者目線に立って、わかりやすく使いやすい手続きやインターフェースを整備し、ワンストップサービスを提供します。令和6年度は3大バイオバンクの全ゲノム解析データのメタデータの横断検索からデータの処理までワンストップで実行可能なサービスを提供することで、データ利活用を推進する役割を果たします。 AMEDデータ利活用プラットフォームのログイン、本事業における想定活用事例、提供サービスをより詳しく紹介するため、サービスウェブサイトを開
成果情報 「ゲノム医療における情報伝達プロセスに関する提言―その1:がん遺伝子パネル検査を中心に(改定第2版)」及び「ゲノム医療における情報伝達プロセスに関する提言―その2:次世代シークエンサーを用いた生殖細胞系列網羅的遺伝学的検査における具体的方針(改定版)」の公開 日本医療研究開発機構(AMED)のゲノム創薬基盤推進研究事業 A‐②:ゲノム情報患者還元課題―患者やその家族等に対して必要とされる説明事項や留意事項を明確化する課題「医療現場でのゲノム情報の適切な開示のための体制整備に関する研究」(研究代表者:京都大学 小杉眞司)は、 「ゲノム医療における情報伝達プロセスに関する提言―その1:がん遺伝子パネル検査を中心に(改定第2版)」及び 「ゲノム医療における情報伝達プロセスに関する提言―その2:次世代シークエンサーを用いた生殖細胞系列網羅的遺伝学的検査における具体的方針(改定版)」を作成
【分譲】【共同研究】 バイオバンク・ジャパン 【概要・特色】 ヒトの生体試料と関連する情報が体系的に管理。DNA保管庫:4℃±2℃を維持した保管庫に約200万本のチューブが収納可能、自動搬送装置を搭載。血清保管庫:-150℃を維持したタンク内に約300万本のチューブが収納可能。組織保管庫:-150℃を維持した保管庫に約48万本のチューブが収納可能で、自動搬送装置を搭載。
アーカイブ 日本人発の遺伝子検査キット開発で、免疫調節剤「チオプリン製剤」の副作用を回避する 「私はね、町医者になりたかったんです」角田 洋一 先生は、穏やかな口調で語った。その思いと、協力者を得ようと一歩一歩踏み込むバイタリティが、免疫調節剤の副作用発生予測に有用な、日本人に向けた遺伝的マーカーの発見、そして、驚くべき短期間で遺伝子検査キットを開発、体外診断用医薬品への承認申請を行い迅速審査へ指定されてから、わずか5カ月で体外診断用医薬品の承認取得を得るに至った原動力といえるだろう。 潰瘍性大腸炎やクローン病は消化管の炎症性疾患で、なんらかの免疫反応によって起きる難治性の疾患だ。潰瘍性大腸炎は、大腸の内側表層部分に起きる炎症、クローン病は、大腸に限らず、消化管のあらゆる場所の中層部分に起きる炎症性疾患であり、どちらもその根本的な治療法は見つかっていない。 潰瘍性大腸炎は、日本の患者数も2
強力な抗体産生誘導能と細胞傷害活性を併せ持ち、加齢と自己免疫疾患で増加する「ThA (Age-associated helper T)細胞」を世界で初めて同定し、同細胞が各種自己免疫疾患の病態形成において中心的な役割を果たしていることを見出しました。 抗体産生誘導能と細胞傷害活性を併せ持つ加齢関連T細胞の報告は他になく、本研究では、ThA細胞の特異的細胞表面マーカーとマスター制御遺伝子の同定から、その疾患制御メカニズムまでを、臨床情報も加味した疾患横断的マルチオミックス解析などの手法を用いて明らかにしました。 自己免疫疾患は免疫学的老化が影響することが知られているものの、その詳細なメカニズムは不明なままでした。ThA細胞のさらなる解析は、自己免疫疾患の病態解明、新たな創薬標的同定、個別化医療の実現に繋がるのみならず、健康長寿への道も切り開かれることが期待されます。 概念図:加齢により増加す
2018年12月、当初目標の10万全ゲノムシーケンス解析を達成 GeCIPに登録されている研究領域は計42領域(希少疾患関連14、がん関連17、横断領域11)で、登録研究者は2,600名を超過 産業界連携のDiscovery Forumには、製薬・臨床検査サービス・バイオインフォマティクス企業等、日本企業を含む120社を超える企業が参画 経緯 2012年12月、キャメロン首相(当時)の宣言により「10万ゲノムプロジェクト」が始動 2013年7月、保健省(当時)直下にGenomics Englandを有限会社として設立 2014年、希少疾患の患者2,000人、続いて3,000人のがん患者を対象にパイロットプログラムを実施 2014年12月、参加者の特定や登録を担うGenomic Medicine Centre(GMC)を全国11か所(現在は13か所に拡大)に設置し患者リクルートを開始 201
公募情報 ゲノム医療実現のための データシェアリングポリシーについて 令和5年10月16日 従来の「ゲノム医療実現のためのデータシェアリングポリシー」は「AMEDデータ利活用に係るガイドライン【ゲノム研究関連補足事項】」として位置づけられました。 ※ 令和6年度以降の新規課題および継続課題は「AMED研究データ利活用に係るガイドライン」を参照ください。 令和4年3月30日 「AMEDデータ利活用プラットフォームを通じて利活用を推進するヒトゲノムデータの品質を同等に担保する方針」を掲載しました。 令和2年3月24日 「ゲノム医療実現のためのデータシェアリングポリシー」の(別紙1)ファイルを改定しました。 AMEDは、ゲノム情報のシェアリングに係る方針を示した「ゲノム医療実現のためのデータシェアリングポリシー」を策定し、本ポリシーが適用となる研究開発課題※については、原則としてデータシェアリン
トピックス AMED事業の年間の公募状況がわかる!「公募カレンダー」の運用を開始 AMED事業の公募に応募したい方向けに、公募の予定やメドなどを早めにわかりやすくお伝えすることを目的に、「公募カレンダー」を作成し、このたび運用を開始します。 公募カレンダー データはトップページの以下にある赤枠内もダウンロードいただけます。 今後月2回をメドに、予定やメドがわかり次第、事業や内容を追記、更新していく予定です。 ※公募予定は、概算要求をベースとした、作成/更新日時点で想定される概略スケジュールであり、予算成立等の状況により、公募期間、公募有無等は、大きく変更となる可能性もございます。 またこの「公募カレンダー」をダウンロードし、適宜、各機関、各研究者の皆様が各自のニーズにあった形で編集できるよう、エクセルデータで作成しています。今後、内容の更新等は、Twitterやメルマガ等でも発信していきま
成果情報 ヒトサイズに近いバイオ人工肝臓を使った移植実験に世界で初めて成功―臓器再生医療の実現化を加速― 慶應義塾大学医学部外科学教室(一般・消化器)の東尚伸(大学院医学研究科博士課程4年生)、八木洋専任講師、北川雄光教授らの研究グループは、動物の肝臓から主にコラーゲンなどの有効成分を残しバイオ臓器骨格を取り出す「脱細胞」という技術を応用して、世界で初めてヒトにも応用可能な大きさのバイオ人工肝臓を作製し、動物での移植を成功させました。このバイオ人工肝臓にはブタの細胞が使われており、慢性肝不全のブタに移植したところ、1ヶ月に渡って人工肝臓が機能し、肝障害の治療効果を示しました。今後は、この成果を元にヒトのiPS細胞などを用いて、ヒトに移植できるバイオ人工肝臓を完成させ、臓器再生医療の実現を目指す計画です。 本研究成果は、2021年12月22日(日本時間)に国際学術雑誌『American Jo
公募情報 令和5年度 「革新的医療技術研究開発推進事業(産学官共同型)」に係る公募(三次公募・スタートアップタイプ)について 令和5年10月19日 「公募説明会」欄に説明会でよせられた質問と回答を掲載しました。 令和5年10月17日 「様式1_研究開発提案書」を修正いたしました。「公募要領・提案書様式等」欄をご覧下さい。 令和5年10月6日 「公募説明会」欄に公募説明会資料を掲載しました。 令和5年10月5日 「公募説明会」欄に千葉プログラム・スーパーバイザーからのメッセージを掲載しました。
AMEDに対するバイ・ドール報告は、オンラインストレージを利用したメールによる手続をお願いしていましたが、提出される方の手続負担緩和、及び情報セキュリティの向上のため、平成31年4月以降、知財様式3~5のバイ・ドール報告は、ウェブシステムを用いたバイ・ドール報告受付システムによる手続に変更いたします。
パーキンソン病で細胞保護作用をもつことが知られていたDJ-1タンパク質が、脳梗塞を悪化させる「脳内炎症」を引き起こすことを発見した。 DJ-1タンパク質が持つアミノ酸配列に、脳内炎症を引き起こす作用があることを明らかにした。 今後、DJ-1タンパク質を治療標的とした脳梗塞治療への応用が期待される。 脳梗塞を含む脳卒中は日本において死因の第3位であり、寝たきりの原因の第1位です。近年、超高齢化社会や糖尿病・高脂血症を始めとした生活習慣病患者の増加も影響し、脳卒中の患者数は2017年には112万人にのぼりました。脳梗塞は脳の血管が詰まることで発症し、脳組織が傷害され、手足のまひや言語障害などの後遺症が長きにわたり続く可能性がある疾患です。これら後遺症は脳梗塞患者の生活の質を著しく低下させ、健康寿命を短縮する主原因となり得るため、世界中で治療法の開発が強く望まれてきました。しかし、既存の治療法で
当機構は、学校法人法政大学から研究活動における不正使用に関する調査結果の報告を踏まえ、以下のとおり、措置を実施することとしたので公表いたします。 法政大学の調査結果(概要)は、以下のとおりです。 (1)認定された不正使用の内容 研究費(人件費)の目的外使用(私的流用なし) (2)不正使用に関与したと認定した者 法政大学 生命科学部/大学院スポーツ健康学研究科 教授(1名) (3)不正使用が行われた事業・研究課題 事業名:予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業 研究課題名:アプリを活用した在宅の高強度インターバルトレーニングが乳がんサバイバーの倦怠感に与える影響: 多施設共同ランダム化比較試験(令和3年度~令和5年度) (1)研究者への措置(競争的研究費等の申請・参加資格制限) 当機構は、不正使用に関与したと認定された者に対し、当機構が配分する競争的研究費等の申請・参加資格を
脳は、単なる神経細胞の塊ではなく、多種多様な細胞によって、その重要な機能が維持されていますが、脳を構成する細胞の種類や特性の全容解明には至っていません。 本研究では、髄膜などにおける脳境界マクロファージ(※1、2)という特殊な免疫細胞の存在を突き止め、その成り立ちや機能的な特性を世界で初めて明らかにしました。 今後、脳境界マクロファージが担う役割を詳細に解析することで、脳の形成メカニズムや様々な脳疾患の発症メカニズムの解明につながることが期待されます。 全身機能の司令塔として知られる脳は、神経細胞のみならず多種多様な細胞の相互作用によって、その高度な機能が維持されています。そのため、脳がどのような細胞によって構成され、各細胞がどういった特性を有しているのか理解することは、脳の機能を正確に理解するために必要不可欠であり、また脳疾患の発症メカニズムの解明へ向け、重要かつ喫緊の課題であると考えら
SARS類縁ウイルス間で構造的に保存されているタンパク領域に注目し、この領域に対して優位に抗体が作られるように、ウイルスサイドのスパイクタンパク質レセプター結合領域(RBD)*1を改変した 改変RBDをマウスに免疫することにより、SARS類縁ウイルスに対しても防御効果を発揮した このような改変形式を用いて、将来ヒトにおいて爆発的感染が生じる可能性のある新型コロナSARS類縁ウイルスに対して、有効なワクチン開発につながることが期待される 大阪大学免疫学フロンティア研究センター分子制御研究室の新中須亮特任准教授(常勤)、黒﨑知博特任教授(常勤)、免疫制御研究室の特任准教授榊原修平准教授(常勤)らのグループは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のタンパク質を改変し、免疫することにより、新型コロナウイルスのみではなく、SARS類縁ウイルスである、SARS-CoVやWIV1-CoVウイルス感
卵巣がん患者さんにヒトiPS細胞由来ナチュラルキラー(以下、NK)細胞注1)の細胞移植を実施した 京都大学iPS細胞研究財団が提供するiPS細胞ストック注2)の細胞を用いた 治験は国立がん研究センター東病院にて継続中 国立大学法人京都大学iPS細胞研究所(以下、CiRA)の金子新教授らの研究グループは、国立研究開発法人国立がん研究センター東病院(以下、国立がん研究センター東病院)と連携し、「抗Glypican3(以下、GPC3)-CAR注3)発現iPS細胞由来ILC/NK細胞注4)(以下、開発名:iCAR-ILC-N101)を腹腔内投与することの安全性及び忍容性を検討する第I相臨床試験」を計画・実施してきました。この度、第一症例目の被験者に対し、iCAR-ILC-N101の腹腔内投与を行いましたのでご報告いたします。 CAR遺伝子導入T細胞(CAR-T細胞)やCAR遺伝子導入NK細胞(CA
プレスリリース ヒストンメチル化による自閉症の新しいメカニズムを発見―自閉スペクトラム症の治療薬開発に役立つ可能性― 理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター分子精神遺伝研究チームの吉川武男チームリーダー(研究当時)、シャビーシュ・バラン研究員(研究当時)、開拓研究本部眞貝細胞記憶研究室の眞貝洋一主任研究員らの国際共同研究グループ※は、自閉スペクトラム症[1](自閉症、ASD)でヒストンH3[2]のメチル化[3]に関連する「SUV39H2遺伝子[4]」に機能喪失を来すアミノ酸変異を見いだし、ヒストンメチル化の異常が自閉症に関連するメカニズムを発見しました。本研究成果は、自閉症の病態理解および治療薬の開発に向けた取り組みに貢献するものと期待できます。 自閉症の詳しい原因は不明な点が多く、今のところ病因に基づいた有効な治療薬はありません。今回、国際共同研究グループは、健常対照者と自閉症のDN
公募情報 令和5年度 「予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業(ヘルスケア社会実装基盤整備事業)」の採択課題について
中西真(東京大学医科学研究所 癌防御シグナル分野 教授) 城村由和(東京大学医科学研究所 癌防御シグナル分野 助教) 古川洋一(東京大学医科学研究所 臨床ゲノム腫瘍学分野 教授) 井元清哉(東京大学医科学研究所 健康医療インテリジェンス分野 教授) 中山敬一(九州大学生体防御研究所 分子医科学分野 主幹教授) 松本雅記(新潟大学大学院医歯学総合研究科 オミクス生物学分野 教授) 末松誠(慶應義塾大学医学部 医化学教室 教授) 杉浦悠毅(慶應義塾大学医学部 医化学教室専任講師) 有田誠(理化学研究所 メタボローム研究チーム チームリーダー) 杉本昌隆(国立長寿医療研究所 老化機構研究部 室長) 老化細胞はリソソーム(注1)膜に損傷が生じることで細胞内pHが低下すること、その結果としてグルタミン代謝酵素GLS1(注2)の阻害剤に感受性を示すことを明らかにしました。 老齢マウスや加齢関連疾患モデ
プレスリリース ケタミンの即効性抗うつ作用に関わる新しいメカニズムを解明! 金沢大学医薬保健研究域薬学系の出山諭司准教授、金田勝幸教授、大阪公立大学大学院医学研究科脳神経機能形態学の近藤誠教授らの共同研究グループは、ケタミン(※1)の即効性抗うつ作用に関わる新しいメカニズムを解明しました。 うつ病の患者数は世界で約2.8億人(※2)と言われ、深刻な社会経済的損失をもたらします。しかし、現在うつ病の治療に用いられる抗うつ薬は、効果発現が遅く、3分の1以上の患者は治療抵抗性であることが問題となっています。2000年代の臨床研究により、全身麻酔薬として古くから用いられているケタミンが、麻酔用量よりも低用量で治療抵抗性うつ病患者に対して即効性の抗うつ作用をもたらすことが明らかとなり、大きな注目を集めています。ケタミンには依存性や精神症状(幻覚、妄想など)といった重大な副作用があるため、ケタミン自体
AMEDでは、3つの「LIFE」を大切にする「医療分野の研究開発」を支援しています。 産学連携部の支援制度は、アカデミア等での優れた研究開発の成果を、企業にいち早く実用化してもらい、私達(患者のみなさん)が実際に使えるようにすることを最大の目的としています。 そのために、探索的な研究を終えてその成果の知的財産化(特許出願など)が進みつつある「技術シーズ」を基礎(出発点)として、臨床応用(出口)に向けた「産学連携・医工連携」による研究開発を推進します。 こうした様々な支援制度については、「制度がわかりにくい」「どういう研究開発なら支援してもらえるのか」「審査ではどういうことを評価しているのか」などの疑問や質問が寄せられてきました。 本パンフレットでは、アカデミアや企業の方々に私達の支援制度をよりよく活用していただくためのコツをご説明いたします。是非「サクセス双六」パンフレットと併せてお読みく
人食いバクテリアとして恐れられ、劇症化の機構は不明、治療も困難だった劇症型溶血性レンサ球菌(※1)が、免疫反応を抑制するメカニズムを明らかに。 劇症型溶血性レンサ球菌が、免疫受容体(※2)の働きを抑える脂質を産生し、免疫系を回避していることを発見。 この免疫回避機構を解除することで、劇症型感染を防ぐ治療法に繋がることが期待。 大阪大学微生物病研究所/免疫学フロンティア研究センターの山崎晶教授らを中心とする共同研究グループは、劇症型溶血性レンサ球菌が、免疫受容体の働きを阻害する脂質を産生して免疫系から逃れることで劇症化し、重篤な致死性感染症を引き起こすことを明らかにしました(図)。この脂質の産生経路を阻害することで、感染に伴う致死性症状の治療に繋がることが期待されます。 本研究成果は、米国科学誌「Proceedings of the National Academy of Sciences
公募情報 令和5年度 「革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST、PRIME)」に係る公募について
武田啓佑(学習院大学 理学部 生命分子科学研究所 客員所員/東京薬科大学 生命科学部 分子生化学研究室 博士研究員) 三ツ堀樹大(東京薬科大学 生命科学部 分子生化学研究室 大学院生) 長島駿(東京薬科大学 生命科学部 分子生化学研究室 助教) 伊藤直樹(学習院大学 理学部 生命分子科学研究所 客員所員/東京薬科大学 生命科学部 分子生化学研究室 大学院生) 椎葉一心(学習院大学 理学部 生命科学科 分子生化学研究室 助教/東京薬科大学 生命科学部 分子生化学研究室 大学院生) 稲留涼子(学習院大学 理学部 生命科学科 分子生化学研究室 博士研究員) 柳茂(学習院大学 理学部 生命科学科 分子生化学研究室 教授/東京薬科大学 名誉教授) ミトコンドリア機能異常がアルツハイマー病の病態を悪化させるメカニズムの一端を解明しました。 ミトコンドリアの機能を調節する酵素MITOL(Mitochon
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