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甲州弁の「ずら」、花子とアンの使い方は正しかったの?:朝日新聞デジタル
山梨に赴任して2年半。甲州弁にもすっかり慣れた。しかし、「ずら」の使い方はいまだによくわからない... 山梨に赴任して2年半。甲州弁にもすっかり慣れた。しかし、「ずら」の使い方はいまだによくわからない。甲州弁の代名詞とも言われているが、漫画やテレビで出てくるように、何でもかんでも語尾につけているわけではない。どんな時に使うのが正しい使い方なのか。調べてみた。 「ずら」と言えば、2014年放送のNHK朝ドラ「花子とアン」でたびたび出てきたことで、甲州弁と知った。昔読んだ野球漫画「ドカベン」ではひょうひょうとした二塁手「殿馬(とのま)」が「づら」と話していたし、最近ではアニメ「妖怪ウォッチ」で、こま犬にとりついていた妖怪「コマさん」が語尾に「ズラ」を付けているのが「どこの方言?」と、ネットで話題になっていた。 まずは甲府市の県立図書館で調べた。「日本方言大辞典」(小学館)の「ずら」の項目には「《助動》①(推量の意の古語「ずらん」の転)推量の意を表す。だろう」とあった。「だろう」の意味か。国立国語
2018/02/12 リンク