県議バッジ、金製を貸与→金メッキを交付に 未返却問題で石川県議会：朝日新聞デジタル

石川県議会が過去に県議に貸与した金製の議員バッジの多くが戻っていない問題で、県議会は6日、議会運営委員会を開き、バッジを現行の貸与から「交付」に変更することを決めた。今後のバッジは金製から金めっきにするなど価格を抑える。少なくとも7個としていた未返却のバッジの数については、過去10年間に退職した29人中28人から返却がないことがわかった。 各会派の代表ら10人が出席。今の規程では、議員が退職や失職、死亡した場合、本人や遺族は「直ちに返還する」となっている。議会事務局によると、この規程を次の改選時に変える。改正案は12月1日の議運にはかる。 すでに貸与したバッジは「事務局側が規程を周知できていなかった面がある以上、古くまでさかのぼって先輩議員に返還を求めるのはどうか」との声が上がったという。審議の結果、2015年任期満了以降の未返還者には規程を知らせ、理解を求めていく方針を決めた。現職の41