【日本株週間展望】続伸、トヨタなど決算ヤマ場－中国向け不振は注意

２月第１週（５－９日）の日本株は続伸する見通し。主要企業の四半期決算発表がヤマ場を迎え、在庫調整の一巡や為替の円安進行などによる業績改善が確認できれば、相場全体を押し上げる追い風となりそうだ。米国の景気が底堅く推移している点も買い安心感につながる。 国内企業の決算発表は９日にピークを迎え、３月期企業の433社が開示する。電子部品セクターなどで進んできた在庫調整の底打ちを引き続き確認できるかどうかが焦点。時価総額トップのトヨタ自動車は６日に第３四半期（2023年10－12月）決算を発表予定だ。アナリストコンセンサスでは、前年同期比で増収増益が予想されている。グループ企業で相次ぐ不正の影響なども注目される。 この他の時価総額上位銘柄では三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループが５日、三菱商事や任天堂は６日、日経平均株価への影響度が大きいソフトバンクグループは８日に発表する。一方、ここまでの決算発表を