解雇を免れるため同僚たちにボーナス放棄の説得、ダルデンヌ兄弟新作『サンドラの週末』 | CINRA

ジャン＝ピエール＆リュック・ダルデンヌ監督の新作映画『サンドラの週末』が、5月からBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。 1999年の『ロゼッタ』と2005年の『ある子供』で『カンヌ国際映画祭』パルムドールを獲得したダルデンヌ兄弟。『サンドラの週末』は、『エディット・ピアフ～愛の讃歌～』で『第80回アカデミー賞』主演女優賞に輝いたマリオン・コティヤールを主役に起用した作品となる。 コティヤールが同作で演じるのは、体調不良からの復職を目前にして解雇を言い渡されてしまうサンドラ役。自らの解雇を免れるため、同僚たちに「ボーナスを諦めること」を説得して回るという役柄だ。また、キャストにはファブリツィオ・ロンジォーネ、オリヴィエ・グルメ、モルガン・マリンヌらが名を連ねている。

[REV]

“解雇を免れるため同僚たちにボーナス放棄の説得” これほどまでに短い文章で人を泣かせるコピーがあっただろうか。　反緊縮を訴える映画として見ておくべきだったか

[maturi]

美人過ぎるコティヤール姉が主役なのでメタ的観点から言うとちょっと不思議な映画になっている。（たぶんリアルではもっと草臥れた人なんだろう）