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【死刑囚の実像】被害者遺族からも愛される、不思議な殺人者 ― 宮崎家族3人殺害事件 (2015年4月29日) - エキサイトニュース
「"あの時"に時間を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも"あの時"に戻れるとし... 「"あの時"に時間を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも"あの時"に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨年9月中旬、宮崎刑務所の面会室。2010年に宮崎地裁の裁判員裁判で死刑判決を受け、当時最高裁に上告中だった奥本章寛(27)は、そう率直な思いを口にした。奥本が言う"あの時"とは、自分の手で家族3人を殺めた"あの時"のことだ。 【その他の写真はこちらから→http://tocana.jp/2015/04/post_6301.html】 ■「宮崎家族3人殺害事件」とは 2010年3月1日の早朝5時頃、奥本は宮崎市の自宅で生後5カ月の長男を浴槽の水に沈めて溺死させ、妻(当時24)と養母(同50)をハンマーで撲殺。そして日中はいつも通り会社に出勤して働き、夜9時頃、自宅近くにある会社の資機材
2021/10/08 リンク