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ベツレヘム、その2。分断する壁、投げつける花束。 « 旅する弁理士(ここには仕事の話はほとんどない)
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ベツレヘム、その2。分断する壁、投げつける花束。 « 旅する弁理士(ここには仕事の話はほとんどない)
翌日、自然と朝早く目が覚めた。空はようやく白み始めたころ、ピリリと冷たい空気の旧市街を散歩する。... 翌日、自然と朝早く目が覚めた。空はようやく白み始めたころ、ピリリと冷たい空気の旧市街を散歩する。しばらく歩いたところで淹れたての温かいコーヒーを路上で買い、熱いそれをちびちびと飲みながら地図を見ると、どうやら、あの「壁」の近くまで来ているようだ。旧市街を出て、車が行き交う大きな道をどんどん歩いて行くと、巨大な灰色の壁が聳え立っているのが見えた。その灰色に近寄ってみれば、それはキャンバスとなり、華やかな芸術祭りが催されている。 灰色の壁は、「アパルトヘイト・ウォール」とも呼ばれ、パレスチナ自治区とイスラエル占領地とを分け隔て、人と物の自由な往来を妨げる役割を担っている。第1次中東戦争の停戦ラインよりも明確にパレスチナ自治区側に喰い込んで建設されているので、イスラエルの占領地を不当に広げていることは周知の事実である。一方、パレスチナ側の文化的な抵抗運動にとっては、この壁は格好の素材だった。さま