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ビリヤードの玉が同じ経路を2度と通らず跳ね返り続けると…… 美しく複雑な模様を大量生成
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless... このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 オランダのアムステルダム大学に所属する研究者らが発表した論文「Billiards with Spatial Memory」は、空間記憶を持つ粒子が同じ経路を2度と通らないよう跳ね返り続けると、多角形のテーブル上で複雑なパターンが生成されることが数学モデルにより明らかになった研究報告である。 ミツバチやアリなどの多数の生物は、餌を探す際に物理的空間の情報を記憶・マッピングする能力があり、同じ場所を通ることを避けている。また、粘菌は餌を探している間に移動した場所に粘液をマーキングすることで空間記憶を形成し、その粘液を手掛かりに、すでに探索した領域を避ける。
2024/04/24 リンク