生成AIでウイルス作成 容疑で男逮捕―警視庁 時事通信 社会部2024年05月28日10時39分配信 【図解】生成AIを悪用した手口 インターネット上の対話型生成AI(人工知能)を使い、コンピューターウイルスを作成したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は28日までに、不正指令電磁的記録作成容疑で、川崎市幸区の無職林琉輝容疑者(25)を逮捕した。容疑を認めている。 脅威増すサイバー犯罪 身代金型「復旧まで数カ月」―万博見据え、組織底上げ 生成AIによるウイルス作成の摘発は警視庁で初めてという。 同課によると、林容疑者は複数の対話型生成AIを使い、不正プログラムの設計情報を入手。プログラムを組み合わせ、身代金目的で攻撃対象のデータを暗号化する「ランサムウエア」のようなウイルスを作成したという。 逮捕容疑は昨年3月、複数の対話型生成AIを使い、入手した不正プログラムの設計情報を組み合わせてウイルス