談話捏造、記者を諭旨退職 編集局長ら処分、更迭―読売大阪 時事通信 社会部2024年05月01日11時17分配信 談話の捏造(ねつぞう)を報じる4月17日付の読売新聞夕刊 読売新聞大阪本社の社会部主任(48)が小林製薬の紅麹(べにこうじ)製品取引先の反応をまとめた記事で談話を捏造(ねつぞう)した問題で、大阪本社は1日までに、この主任を諭旨退職、取材した岡山支局記者(53)を記者職から外して休職1カ月の懲戒処分にすることを決めた。同日付朝刊で明らかにした。 読売新聞記者が談話捏造 紅麹関連記事巡り 捏造があったのは4月6日付夕刊に掲載された「紅麹使用事業者 憤り」の記事。小林製薬取引先の社長の発言として「突然『危険性がある』と言われて驚いた」などと報じたが、実際には発言していなかった。 記事掲載後、社長から抗議を受け同月8日付夕刊で訂正記事を載せたが、事実と異なるものだった。 大阪本社の二河