震災通信（阪神淡路大震災体験記） ＊＊＊その日＊＊＊ - 森の奥へ

長男Ｍと次男Ｋへ。 この街をあの大地震が襲った日、長男Ｍも次男Ｋもまだ生まれてはいなかった。それどころか、私はまだ君たちの母親となる女性と出会ってさえいなかった。彼女と知り合うのは地震の翌年の春のことだ。 震災の記憶は今も鮮明に脳裏に焼き付いている…… と、調子よく話し始めたいところだが、私は本当に物覚えがよくなくて。あの日のことも、あの日に続いて私の周辺で起こった様々な出来事も、断片的にしか覚えていない。 先日（※16年前のことです）、古いパソコン（※NECの98シリーズです、、、）をいじっていると、ハードディスクの中に、震災の直前に始めたばかりだったパソコン通信のログ（通信記録）と、震災後しばらくつけていた日記のデータを見つけることができた。読み返してみると、十年も経たない今でさえ、もはや意味の汲み取れない記述がいくつもあった。放っておくと、この先どんどん忘れていく一方に違いない。だか

[yagawafuyu]

一緒に瓦礫をかきわけ傾いだ屋根に登っているような気がしました。焦げ臭い匂い、ガスの匂い、土ぼこりを吸い込んで。大きな地震を体験したことのない私にも伝わりました。3月にあるかもしれない地震に備えます。

[keiko-blog]

阪神淡路大震災池は決して風化させず、記憶、記録とし後世へ語り続けたい出来事。その時を体験された山猫さんのリアルな手記で26年前が蘇りました。時は有限、出来ることを感謝して有意義に過ごしたいと感じます。

[odanoura]

貴重な記事。コロナも同じように助け合えないのか余計感じた記事。

[harienikki]

とても貴重な記録だとおもいます。拝読できて良かったと思います。ありがとうございます。

[kuninn]

海沿いは特にひどかったですね。山側から見下ろすと、そこかしこから煙が上がっていて、まるで爆撃を受けた後のように思えました。

[urimasaru]

忘れてはいけないですね💦　3.11も。。。

[mkonohazuku]

とても貴重な記録。何とコメントしてよいのか分からないけれど、心に留めたいと思いました。

[sufuretan]

こんにちは、山猫さん。お話をしてくださってありがとうございます。

[meymon]

震災の日のことを 書いてくださってありがとうございます。

[tokoyakanbannet]

私は近畿の一番端で、当日は（震度４）地震の直前に目が覚めた覚えがあります。知り合い（岡本在住）は家は全壊、一家は奇跡的に無事でした。当事者にはお辛いでしょうが、記憶は継承する必要がありますね。

[nyanteicafe]

今朝NHKで起きぬけに、震災当時の永ぞを見ました。東京も又何時震災が起きてもおかしく無いと言われています。震災体験者の話は沢山知りたいです。

[happy-ok3]

あの被災は、忘れる事が出来ません。そして、被災tの報告をワハハと嗤われたことは、傷になっています。そういう痛みを持ちつつも、被災地を大事に思います。どの被災地も復興は半ばですから。