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司馬遼太郎の『空海の風景』に異議あり|宮坂宥洪のページ -エンサイクロメディア空海-
司馬遼太郎が『空海の風景』上・下(中央公論社)を書いたのは昭和50年である。 初出は「中央公論」誌... 司馬遼太郎が『空海の風景』上・下(中央公論社)を書いたのは昭和50年である。 初出は「中央公論」誌の昭和48年1月号から始まった連載であるから、今から30年以上も前のことになる。 空海関連の書物の中でも本書の文庫本(中公文庫)は今でも群を抜いた売れ行きをみせている。これに続くのが、陳舜臣の『曼荼羅の人―空海求法伝』上・下(集英社文庫)である。 司馬遼太郎の代表作といわれる『坂の上の雲』や『龍馬が行く』に比べると、『空海の風景』は分量的には劣るものの、上下二巻の大作である。初版本の帯には「構想十余年、司馬文学の頂点を示す画期作」とある。 著者の「あとがき」によると、『坂の上の雲』の下調べをしていた頃、空海全集を読んでいたらしい。司馬はこの本で芸術院恩賜賞を受賞している。自他共に「司馬文学の頂点を示す画期作」と認める作品が、『空海の風景』なのである。 司馬は平成8年に没した。国民作家と呼ばれる
2010/02/09 リンク