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ビタミンB12欠乏症 - 09. 栄養障害 - MSDマニュアル プロフェッショナル版
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ビタミンB12欠乏症 - 09. 栄養障害 - MSDマニュアル プロフェッショナル版
執筆者:Larry E. Johnson, MD, PhD, University of Arkansas for Medical Sciences 食事によるビタミン... 執筆者:Larry E. Johnson, MD, PhD, University of Arkansas for Medical Sciences 食事によるビタミンB12欠乏症は通常,不十分な吸収に起因するが,ビタミンサプリメントを摂らない完全菜食主義者に欠乏症が生じることがある。欠乏症により,巨赤芽球性貧血,脊髄および脳の白質への障害,ならびに末梢神経障害が起こる。診断は通常,血清ビタミンB12値の測定によって行う。シリング試験が病因の特定に役立つ。治療はビタミンB12の経口または静脈内投与による。葉酸塩(葉酸)は,貧血を軽減することがあるが,神経脱落症状を進行させることがあるため,ビタミンB12の代わりに使用すべきではない。 コバラミンは,ビタミンB12の生物学的作用を有する化合物を総称する用語である。そのような化合物は,核酸代謝,メチル基転移,ミエリン合成および修復に関与する。ま