「逆差別」の女性批判、認識甘い - 日本経済新聞

男女間の平等をテーマにする男性研究者は、女性活躍推進政策をどう評価し、男性が「逆差別」と反発することをどう考えているのか。ジェンダー論の瀬地山角・東京大教授と、男性学の田中俊之・武蔵大助教に聞いた。――男性でジェンダー（性差）の問題を扱っていると「男なのになぜ」という反応を受けることが多くあります。瀬地山氏 1980年代半ば、当時盛んだったフェミニズムを研究対象にした。男性なのにと批判された

[komuku]

男性差別、等の声に対する「女性がいかに日常的に差別を受けているか認識できていないという点で、想像力が足りないと言わざるを得ない。」という指摘に、完全に同意する。

[lcwin]

個人的には仕事と家庭の両立という言葉はあまり好きじゃない。人生の中に一部分に仕事と家庭があってそれがそれ以外のものと調和することでそれは男女を問わないし仕事能力も家事能力も低い人を排除しないことも必要

[arguediscuss]

仕事で生きていきたい男性にとって有利で、仕事で生きていきたい女性にとって不利な社会だと思う／差別と不平等を概念上はっきり区別した方が話の整理がつくような気がする。実際上、密接に絡んでいるにしても。

[smfu3590]

正直なところ女の子を育てていないので、女の子がいたらどうやって励まして育てていったらいいのかと思ってしまう。

[nico-at]

"今の「女性活躍推進」はちょっとタチが悪い。仕事と家庭の両立が、女性側の問題として議論されがち"/(逆差別を訴える男性は)"女性がいかに日常的に差別を受けているか認識できていないという点で、想像力が足りない"

[asakura-suguru-64214002]

議論は大切だと思う。しかし、その議論の内容が、社会学者やジェンダー論業界の中の実力がある若手があまりおらず、ブラッシュアップしていないので、議論の質があがりませんね。

[akupiyo]

瀬地山氏「今の「女性活躍推進」はちょっとタチが悪い。」田中氏「一番大切なのは、根強く残る男女の不平等を是正することなのに、現在の政策ではフェミニズムで積み重ねられた議論が抜け落ちている。」