年金を台なしにする5000円給付 実現なら大失政に 編集委員 大林 尚 - 日本経済新聞

1980年代、筆者は地方支局で記者修業した。赴任先は有数の農業県だった。当時、県出身の国会議員の数は保守系与党が野党を圧倒していた。まだ中選挙区制の時代である。県庁所在地から遠く離れた選挙区で上位当選の常連だった有力議員には、選挙違反をしているのではないかという疑惑がささやかれていた。選挙取材でこの候補に密着したこともあるが、もちろん違反の現場に出くわすようなことはなかった。ある日、県議会の

[diet55]

「0.4％減る（略）6月に振り込む年金に1人5千円、夫婦で1万円を上乗せして支給すれば、4、5月の減額分を覆い隠してあまりが出る。8月に振り込む分はこの効果がはげるが、議席はすでに確定ずみというわけだ。」

[yudukikun5120]

堂々と苞苴を配れば投票者の買収には見えない。これはとても恐ろしいことだ。

[sekiu]

デフレ下でマクロ経済スライドが骨抜きにされたのは要反省だろうが、所得代替率の高まりは手取り賃金の低下のせいだろう。所得代替率は厚労省の詐術が産んだ額面÷手取りという歪なKPIだからな。

[sdfg158]

“令和になっても選挙といえば相場は5千円なのか、などと皮肉りたくもなる。”

[perousagi]

日経にして週刊誌的な煽り迎合的記事。本当に「積立金が枯渇」するかは、疑問。個人的には給付の必要はないと思うが、断罪する記者も論者もお金持ちで、年金額など本当は気にしなていないのだろうが。

[tsutsumi154]

年金なしで5000円で頑張ってね