金利高の副作用 苦しむ米ネット証券（NY特急便） - 日本経済新聞

17日の米株式相場は3日続落し、ダウ工業株30種平均は前日比94ドル安で終わった。前日に引き続き、早期利下げ観測の後退が売り圧力となった。金利の高止まりは米金融業界の業績向上の足かせにもなっている。この日発表された米ネット証券大手、チャールズ・シュワブの2023年10〜12月期決算ではそれが浮き彫りとなった。「インターネットバブル以降で最大の試練に直面している」。シュワブのベッティンジャー最高

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“「キャッシュソーティング」という動きだ。顧客の資金そのものは自社グループ内にとどまっても、シュワブにとって最大の資金調達源である預金口座からは資金が流出した”