エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
和本の歴史:『源氏物語』が誕生した平安時代から出版文化が花開いた江戸時代まで
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
和本の歴史:『源氏物語』が誕生した平安時代から出版文化が花開いた江戸時代まで
「和本」とは、有史以来、明治初期までに日本で生まれた書物の総称だ。古書の世界では、和本は今でも「... 「和本」とは、有史以来、明治初期までに日本で生まれた書物の総称だ。古書の世界では、和本は今でも「現役」だという。東京・神田神保町の古書街では、数百年前の本はもちろん、1300年前の奈良時代の写経まで展示販売されているからだ。老舗・誠心堂書店店主で和本研究者としても知られる橋口侯之介氏と共に、和本を通じて日本の出版文化の歴史をたどる。 今日では日本文学の古典として世界でも名高い『源氏物語』だが、紫式部が執筆した平安時代には「格下」の本とみなされたという。まず、この日本最古の長編小説を一つの切り口に、書物の歴史をひもとこう。 読みたい物語を書き写す 仏教が栄えた奈良時代以降、大量に経典が作られた。写経をする職人「経師(きょうじ)」が活躍し、後に装丁全般の仕事をするようになる。平安時代中頃には、上質で丈夫な紙も作られるようになった。仏典、歴史書、公家の日記などは漢文の「正式」な書物として巻物に仕