【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】信じて生きる山の民

比較的大きな半平野部は人口が多く、公的事業も行われるが、小さな村はしばしば関心をひかず、昔と変わらぬ生活を送っていることが少なくない。我々の灌漑（かんがい）計画もそうで、「経済効果」を考えて後回しにしてきた村もある。こうした村は旧来の文化風習を堅持する傾向が強く、過激な宗教主義の温床ともなる。当然、治安当局が警戒し、外国人はもちろん、政府関係者でさえも恐れて近寄らない。 ●忠誠集める英雄 ゴレークはそうした村の一つで、人口約5千人、耕地面積は200ヘクタールに満たない。これまで、日本の非政府組織（NGO）である日本国際ボランティアセンターが診療所を運営したことがあるだけで、まともな事業は行われたことがなかった。PMS（平和医療団・日本）としては、計画の完成に当たり、このような例を拾い上げ、計画地域全体に恩恵を行き渡らせる方針を立てている。 同村はジャララバード市内から半日、クナール川対岸の

[Midas]

いろいろ見たが中村医師が今回、殺害されるに至った理由が最もわかり安く記されてるのが本人の手によるこの最後の寄稿。明らかに「潮時(できれば撤退すべき」だったのがわかる(もちろんできはしなかっただろうが

[hobo_king]

地に足の密着したと言っていい、読むだけで何故か勇気と誠実さを貰えるような現地のレポートなのに今読むと凄く悲しい。恐らく村の人々も嘆き悲しんでいるに違いない。どうして悲劇が起きてしまうのかを思う。

[toronei]

二日前にこんな記事寄稿していたばかりなのになあ……。

[mekurayanagi]

“見捨てられた小世界で心温まる絆を見いだす意味を問い、近代化のさらに彼方（かなた）を見つめる。”

[tetzl]

この記事が読める西日本新聞すごいな…そして残念でならない｜中村医師、10年以上前に自分が福岡に住んでいた時に一度街中でお見かけしたことがある（通り過ぎてから「あれ今のって！」って思い出した）

[kissenger8]

“PMSの仕事はよく知られていた...「水や収穫のことで、困ったことはありませんか」「専門家の諸君にお任せします。諸君の誠実を信じます。お迎えできたことだけで、村はうれしいのです」”

[h5dhn9k]

決定的な成果が出始めていたのか……。それだけに[敵対者]の動機も強かったのだろう……。

[tarodja3]

…中村哲 医師‥アフガンからの報告～絶筆…（祈、ご冥福）、、、

[agrisearch]

「緑の大地計画」「ペシャワール会」

[kiku72]

“2019/12/2 ”

[vox_populi]

「ゴレークはそうした村の一つで、人口約5千人、耕地面積は200haに満たない」「圧倒的多数のパシュトゥン民族の中にあって唯一パシャイ族の一支族で構成され、家父長的な封建秩序の下にある」。全体は渾身の文章。RIP。

[thirty206]

志を遂げきれなかったのが何より無念であったと思う。ご冥福を。