伊藤昌亮「ひろゆき論ーなぜ支持されるのか、なぜ支持されるべきではないのかー」を読んだ感想。 - うさるの厨二病な読書日記

世界 2023年3月号 岩波書店 Amazon 伊藤昌亮「ひろゆき論」を読んだ。 この記事で一番良かったところは、自分自身の感覚や感情はおいておいて、「ひろゆきの言動への支持が広がるのは何故か」という理由を解き明かすことを重視しているところだ。 記事を読もうと思ったきっかけも「『自分が理解しがたい言動が支持される構図』を考えようという姿勢がある」という紹介を読んだからだ。 自分がこの記事の要点だと思ったのは、この部分だ。 （リベラル派の「弱者リスト」の構成員に含まれない）人々は、リベラル派のプログラムで救済されることはない。 （引用元：「ひろゆき論ーなぜ支持されるのか、なぜ支持されるべきではないのかー」伊藤昌亮 世界2023年３月号 P186/太字・括弧内は引用者） 自分が読み取った限りだと、「ひろゆき論」の主旨はこうだ。 ひろゆきを支持しているのは、いわゆる「ダメな人」である。 「ダメな

[runa_way]

「自分たちは弱者であるが、『救ってもらう』存在ではない」について、「プライドが許さないからだろう」と解する人もいるけど、多分それよりも「どうせ俺らへの救いは永遠に後回しだ」という絶望が強そう

[SABAKU]

“（リベラル派の「弱者リスト」の構成員に含まれない）人々は、リベラル派のプログラムで救済されることはない。”

[tekitou-manga]

トランプ支持者との類似性も高いしな。「弱者像」の範疇外だというのがそもそも思い込みなのではという気もするが

[You-me]

ひろゆきがなぜ支持されるのかって難しい？昔からある「ずばっと言い切る言動が受ける」の延長線上だけど。なぜ支持していけないかは「そもそも前提知識が間違ってる」「そもそも論破してないことが多々ある」から

[imakita_corp]

>>「ダメな人」は既存の社会の中では、自分たちは割を喰い這い上がることも出来ない「弱者だ」/ リベラルの思考の枠組みの中では、「弱者（救済の対象）ではない」どころか、時に「強者」としての責任を追及される。

[pmint]

世の中の普通を知れば、それくらい分かる。「世の大半は弱者で、救済は望んでない」は当たり前。おごり程度の話でも議論白熱。当たり前に今ごろ気づいた世間知らずが、その記事を称賛しているようにみえる。

[tikuwa_ore]

前提条件の正しさが担保されてない論説を、一般的に空理空論と呼びます。もちろん仏教のそれではありません。

[toraba]

Neo liberal「奴らはニューエコノミーをサヴァイヴできなかった負け犬だ！」https://youtu.be/5wCiJU0BGyI?t=1181

[khtno73]

単に過去のクレイジーな人物で受容されてそう。宮殿に弟の名前つけさせ旦那の失脚後帰ってきたデヴィ夫人が面白セレブ枠とか。チリのアニータが本国でタレント扱いとか。距離や時間が遠いと犯罪者扱いされないつう。

[udongerge]

ひろゆきの言説というのはライブ配信アーカイブ等を見る限り、世間の複雑な機微を一旦損得の問題にして語るという方法で出来ている。当然それで全部解る訳は無いが、その場では一旦安心な気がするので恐ろしい。

[Fondriest]

まず信者が「ダメな人」というエビデンスあるのか。そもそもその「ダメな人」とはサヨクに取りこぼされた「弱者」ではなく男性差別を言うような倒錯した自称弱者マジョリティではないの？

[REV]

「幸福なるかな、貧しき者よ、神の國は汝らのものなり」　ルカによる福音書６章